住みたい国14年連続1位!?日本人の移住先として、人気が高いマレーシアの魅力とは?【図解 地理と経済の話】
日本人が住みたい国14年連続1位マレーシアってどんな国?【図解 地理と経済の話】
生活コストが低いのが魅力
日本人の移住先として人気が高いマレーシア。一般財団法人ロングステイ財団が実施している「ロングステイ希望国・地域」のアンケート調査では、2019年時点でマレーシアが14年連続でトップの座を占めていました。また、コロナ禍明けの2023年の調査でも引き続きトップに輝いています。
マレーシアはシニア世代の老後移住先や、グローバル教育の渡航先として特に人気が高い傾向がありますが、それを後押ししているのが暮らしやすさです。熱帯気候で気温が高い一方、日本の夏ほど湿気はありません。通年で過ごしやすい気候といえるでしょう。
さらに特筆すべきなのが物価の安さで、日本に比べて交通費などが安いです。必然的に生活コストが抑えられるため、セキュリティのしっかりしたコンドミニアムで快適な毎日を送ることができます。くわえて、電気・ガス・水道などのライフラインに、公共交通機関や教育医療といったインフラも整備されており、移住先として申し分ありません。
マレーシア政府も取得の容易な「MM2H(Malaysia My Second Home)」という長期滞在ビザを発行して、移住を希望する外国人に便宜をはかっています。移住先としてのマレーシア人気はまだまだ続きそうです。
出典:『眠れなくなるほど面白い 図解 地理と経済の話』