Yahoo! JAPAN

「今までありがとう」 比々多神社で人形感謝祭

タウンニュース

祝詞を奏上する永井宮司(奥)と参列者ら

三之宮比々多神社(永井武義宮司)で3月17日、人形感謝祭が行われた。これは、子どもの成長の願いを託した人形に感謝し、その魂を払うもので、同神社では毎年同日に行われている。

境内に設けられたテントには、家庭で飾られなくなったひな人形や五月人形などが納められ、神職による祝詞の奏上などが行われた後、御霊を紙に移した「ひとがた」とともに人形たちが焚き上げられた。

永井宮司は「人形には子どもの成長への祈りが込められていて、成長を遂げ納められた感謝の気持ちは人形に伝わったと思う」と参列者にあいさつした。

厚木市から参列した細部愛さん(41)は「去年まで母が飾ってくれていた私の人形を納めた。『今までありがとう』という気持ち」とお炊き上げの様子を見守っていた。

【関連記事】

おすすめの記事