試し打ちもできる!?流通科学大学の学食2階にある『キャッシュレジスター博物館』で未知との遭遇 神戸市
神戸市西区学園都市にある『流通科学大学』。ここでは大学創立者である経営者・中内㓛さんについて学べる『中内㓛記念館』、ダイエーにあるあらゆる資料が展示されている『ダイエー資料館』を紹介しましたが、ほかにも無料で楽しめる学びスポットがあるんです!
それは学食の2階という不思議な場所にある『キャッシュレジスター博物館』。その名の通り、展示されているのはスーパーや飲食店などでも見られる「レジスター」ばかり。この「レジスター」に特化した博物館はなんと日本でもここだけなんだそう。
中内㓛さんの「私にとってキャッシュ・レジスターの響きは、この世の最高の音楽である」 という信念のもと、長年に渡り蒐集された貴重なコレクションを見ることができるんです。実際に足を踏み入れると想像よりもスゴイ景色が広がっていました!
中に入ると目に入ったのは過去に日本で使用されていたレジスターや業務小物などの数々。
思わず「懐かしい!」「こんなん使ってたな~」と思う人もいるのではないでしょうか?
他にも海外で使用されていた木製のレジスターも並び、今とは全く異なる姿にその変遷を感じることができます。
なんと館内には木製レジスターの「試し打ちコーナー」もあり、実際にレジスターを触って「チン!」と鳴るのを体感できるんです!
数字のボタンを押し込む際のガシャン!という音が何とも心地よく、思わず何度も押してしまいそう。こんな貴重な体験ができるなんでとっても面白いですよね。
そして、何より驚いたのはこの豪奢なレジスターの数々!過去には海外の百貨店などで使用されていたそうですが、その大きさや美しさでお店の高級感を示すような効果もあったのだそう。
見た目や操作などは今とは全く異なるとは思いますが、この時から商品のカテゴリごとに記録できるシステムがあったそう。
一つ一つをじっくりと観ているとそのデザイン性や美しさに見とれてしまった筆者。展示されているレジスターは全部で77台もあるそうで、一度にこれだけ多くのレジスターを見ることはもう二度とない!と思えるコレクション量を楽しむことができました♪
希少なコレクションの中には個性豊かなものが勢ぞろいしているので、自分の”推しレジスター”を探すのも楽しそう♪ちなみに流通科学大学の学食「RYUKA DINING」は一般利用も可能。ぜひそちらも体験してみて♡
場所
キャッシュレジスター博物館
(神戸市西区学園西町3丁目1番 流通科学大学キャンパス内)
時間
10:00〜15:00
※要予約
休館日
土日祝
入館料
無料