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「越後・謙信SAKEまつり」オリジナルTシャツ販売 中高生がアイデア出し

上越妙高タウン情報

10月上越市の高田本町商店街で開かれる「越後・謙信SAKEまつり」で、まつりのオリジナルTシャツが初めて販売されることになりました。デザインを考えたのは、まだお酒が飲めない市内の中学生や高校生たちです。

「越後・謙信SAKEまつり」のオリジナルTシャツづくりは、「SAKE MIRAI プロジェクト」と題して、まつりの実行委員会が初めて企画しました。狙いはお酒が飲めない世代にもまつりに関心を持ってもらうことです。

デザインを考えたのは上越教育大学附属中学校、県立高田商業高校、上越高校サッカー部です。1日ワークショップが開かれ、生徒23人が参加しました。

生徒からは上越にちなんだ上杉謙信、サクラ、コメのほか、酒にサケをかけてサケが遡上する青田川などのキーワードを出し合いました。

参加者
「『咲け』というコンセプトがある。『高田城』『サクラ』で上越を表した。上越に帰って来てほしいという意味からサケが高田城に帰って来るイラストに。上越は良いまちだと思って着てほしい」
「誰もが着れる、上越に関心を持てるTシャツになれば」

生徒たちは9月15日にも集まり、販売方法などを話し合います。

デザインは上越市在住のイラストレーター、スワサカエさんが案をもとに完成させます。

イラストレーター スワサカエさん
「大人から見る上越と子どもが見る上越はどう違うのか。今回のシートからくみ取りたい」

プロジェクト担当 相澤一恵さん
「試飲がメインのイベントになるが、まちの産業や人が関わっていることを(学生に)発見してもらい、まちの魅力を知って今後の生き方の参考にしてほしい」

Tシャツは10月19日と20日の2日間、高田本町商店街で開かれる「越後・謙信SAKEまつり」で、200枚限定で販売されます。販売場所は高田まちかど交流館です。生徒はまつり当日、Tシャツを着て会場の清掃活動をします。

なお、生徒にはプロジェクトの参加特典として、SAKEまつりの試飲代が無料になる「MIRAIチケット」が配られます。ただし、チケットが使えるのはお酒が飲める20歳になってからです。

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