オリーブを伊豆の新たな名産品に!国内コンテストで金賞のオリーブオイルに、ハンドソープやリップクリームも!/東伊豆町
「オリーブジャパン」で金賞獲得!
静岡県東部の東伊豆エリアでは、4000年前の噴火でできた大室山がある他、一本釣りで水揚げされる稲取キンメが穫れる場所としても有名です。
今回は、そんな東伊豆でオリーブで伊豆を盛り上げようとする取り組みをご紹介します。
伊豆の新たな名産品としてオリーブを普及させ、地域を盛り上げようと立ち上げたのが『伊豆オリーブみらいプロジェクト』
オリーブ畑は伊豆に5箇所あり、総面積はおよそ7ヘクタール。耕作放棄地を活用し、地元の企業と農家が協力してオリーブを栽培しています。
そのオリーブから作ったエクストラバージンオリーブオイルが今注目されているんです。
伊豆急行 オリーブ推進課 澤地亮太さん:オリーブの栽培から、加工と販売まですべて行っています。
収穫の時期は9月末〜10月末にかけてのまさに今。昨年は全部で8トン、このカゴ800個分ものオリーブを収穫しました。
オリーブの実はすべて、収穫してから24時間以内の新鮮なうちに搾油をします。保存料を一切使わずオリーブのみで作るエクストラバージンオリーブオイルは、まろやかで芳醇な香りの中に少し辛味があるのが特徴です。
日本中のオリーブオイルの風味や味などを評価する大会『オリーブジャパン』で金賞を獲得しました。
伊豆急行 オリーブ推進課 澤地亮太さん:手に取りやすい商品を作って皆さんに知っていただこうと、リップクリーム、ハンドクリーム、ハンドソープ等も今販売しています。
化粧品にも食用のオリーブオイルを使うことで、体により良い製品づくりを目指しています。
伊豆急行 オリーブ推進課 澤地亮太さん:搾油師のクオリティも上がっていますし、木のポテンシャルも上がっていると思うので、年々良いオリーブオイルができていると思います。伊豆の特産品となって、自分の作ったオイルをみんなが使ってくれればいいなと思います。
無添加で搾りたての品質にこだわり抜いたオリーブオイル。この秋搾油したものは12月に販売予定です。
(2024年9月21日放送)