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主演は原 貴和に決定 売れないミュージシャンと陰気な幽霊との奇妙な交流を描く、ミュージカル『この唄を友に』を上演

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原 貴和

2024年8月1日(木)〜5日(月)すみだパークシアター倉にて、ミュージカル『この唄を友に』が上演される。この度、主演俳優が決定した。

本作品は、売れないミュージシャン”ヒロヤ”を中心に、音楽仲間や陰気な幽霊との奇妙な交流をコメディタッチに描く、新作ミュージカル(旧題『ニンゲンの家』より改題)。

ミュージカル『この唄を友に』

脚本はミュージカル座にてミュージカル『命日オプション』『すずらん通りの青い鳥』を手掛けた田中雅樹が担当。音楽には、ミュージカル座として初めて、数々のミュージカル作品や映画音楽の作編曲、ビッグバンド編曲を手掛ける作編曲家・ピアニストの田中和音を迎える。
演出には劇団チョコレイト旅団の主宰・作家として数々の舞台を手掛けてきた演出家・俳優の浮谷泰史がミュージカル座に初参加。振付には浮谷泰史と共に複数のミュージカル作品を製作してきた阿部さくらが担当、また劇中のアーティストソングの作詞には、元SPYAIR Vo.IKEのソロシングル 「MY DEAREST」や、BREAK TIME GIRLS、青空の下で手を繋ぐ など女性アイドルグループを中心に作詞提供をしている気鋭の作詞家の深緑アオが担当など、各方面から注目を集める若手クリエイターが制作する。

そして、主演のヒロヤ役には、原 貴和に決定。原は、劇団番町ボーイズ☆NEXTメンバーで、ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン 大石秀一郎役(21年~24年)、ミュージカル『すずらん通りの青い鳥』マリコ役(23年)をはじめ多くの舞台作品に出演している。

【あらすじ】
ヒロヤは売れないミュージシャン。バイトを掛け持ちしながらも万年金欠だったが、トモヒデをはじめ仲間達と、貧しいながら音楽と共に楽しく暮らしていた。
ある日、困っている仲間にお金を貸した為に滞納してた家賃を払えず、遂にアパートを追い出されてしまう。
ヒロヤは、姉貴分である従姉妹の桜子と桃代に泣き付き、親戚が持て余している(幽霊が出ると噂の)空き家になんとか転がり込む。
その空き家には、平穏な暮らしを好む陰気な幽霊のユウが住み着いていた。
ユウは入居してきたヒロヤを追い出そうと心霊現象をお見舞いするが、全て「ボロ家だから」という理由で気にせず、更には音楽仲間であるトモヒデ達を呼んで大騒ぎ。
追い出し作戦が全て裏目に出たユウは遂に降参、ヒロヤに「どうしたら出て行ってくれるのか」と懇願する。
ヒロヤはこの空き家に転がり込む事になった経緯を説明し「いつか売れて金に余裕が出たら…」と説明する。ユウは、この煩いミュージシャンに一刻も早く売れてこの家から出ていって貰おうと、ヒロヤの仕事を手伝う事にする。
ユウの協力により、徐々に仕事の調子が上がっていくヒロヤだが、その一方で、今までの仲間との関係性に変化が……
仲間、仕事、妬み、そして——。
ミュージシャンと幽霊の魂が交わる先には何が見えるのか…?

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