【阿蘇郡南阿蘇村】秋のお出かけにもってこい!駅舎内の古本屋「ひなた文庫」では、運が良ければサニー号にも会えるかも!?
夏の気配がようやく薄れ、外出するにも気持ちのいい気候となりました。 そんな季節のお出かけにぴったりのお店を見つけたのでご紹介。 …というか記事内でちょくちょく言及してたのですっかり取材したつもりになっていたお店です!
ナビを入れるにも長い駅名
お店の名前は「ひなた文庫」。
南阿蘇鉄道の「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」の駅舎内に週末開かれる古本屋です。
かつては日本一長い駅名だった駅、ナビを入れて行くのも若干面倒…という方は、南阿蘇鉄道に乗るのもアリですよ!
詳しい乗り方はこちらをどうぞ。 週末はサニー号にも乗れます(予約推奨)。
お店への道はこちらの看板を曲がって進み
次の分岐で右へ。
駐車場は駅舎横にあります。
営業日は金・土の11~16時。 イベント等で変動もあるので、行く前にInstagramなどでご確認ください。
風の吹き抜ける店内
店内は10坪ほど。
今の季節は気持ちのいい風が吹き抜けます。
店内の棚には3,000冊ほどの本が並びます。
2015年の開店当時、南阿蘇には本屋や図書館がなく、本好きのご夫妻がぜひともここで本屋をしたいとはじめられました(現在はLOOPみなみあそに図書室があり)。
開店当初は、旅行者向けに持ち運びやすい文庫中心の品ぞろえでしたが、
熊本地震後、鉄道が休止していた期間は地元の人向けの暮らしの本などを並べていくうちに、今のラインナップに。
2023年7月に鉄道が復活してからは駅舎としての役割も復活。
本のジャンルは和洋問わず、小説やノンフィクション、絵本や写真集など充実。
取材中も熱心に本棚を探すお客さんが途切れませんでした。
(ちなみに古本屋さんですが買取はしておらず販売だけなのでご注意ください)
のんびり過ごすのに最適な場所
本は店内やホームの椅子で自由に読むことができます。
土曜の午前中は習字教室も開催しているそうで、ちょっと学校の教室っぽい雰囲気。
汽笛が鳴って外に出ると、サニー号ver.のトロッコ列車が見れることも。
本の他にも地元のお茶やラムネ、シャボン玉も売ってます。
駅のホームに出てみると、水源の水音が気持ちよく
稲刈り前の稲穂の香りが漂ってきて、なんだか童心に帰って…
つい買っちゃいました♪
久しぶりのシャボン玉、風に乗って林の方まで飛んでいきました。 本を選んで、トロッコ列車を見て、シャボン玉を吹く休日。 街中じゃなかなか味わえないこの「休日感」を楽しみに、ひなた文庫さんへ行ってみませんか? ※記事公開後は混み合う場合がございます。できましたら、日を開けてのご利用をお願いいたします。