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都留市の施設「Nicot」と「つるビーパーク」で子育てとリモートワークを両立

LIFE

山梨県都留市は、豊かな緑に囲まれた自然豊かな街にもかかわらず東京から車で約1時間と、都会との距離感がちょうどいい街です。

そんな都留市に子育て世帯やリモートワークをする方におすすめのスポットが誕生しました。2023年オープンの交流拠点「Nicot」と隣接する場所に2025年にできた「つるビーパーク」です。

子育て支援施設や遊び場、コワーキングスペースが完備された、子育て世代にもフリーランスにも嬉しい環境が整いました。

都心での仕事と地方暮らしの両立はもちろん、のびのびとした街に暮らしたい方に最適です。今回は、山梨県でリモートワークをしながら子育てする私が、注目エリアの魅力を紹介します。

都留市ってどんなまち?基本情報

富士山を近くに望む緑豊かな景色

都留市は、富士山の北麓に位置する、人口約3万人の街です。市の中心を流れる清流「桂川」と、周囲を囲む山々に代表される豊かな自然が、時の流れをゆったりと感じさせてくれます。

東京の都心からは、電車や高速バスで約90分。車なら約1時間で行けます。
都留市に住む方の中には、富士五湖方面と都心部のどちらにも出やすいため通勤や週末のレジャーに便利だという方も。ファミリー層だけでなく都心での仕事と地方での暮らしを両立させたい方からも支持されています。

また、古くから織物産業で栄えた街の趣やお祭りなどの歴史を感じさせる行事も魅力です。市内には都留文科大学があり若者が多く活気あふれるエリアや、近未来を感じさせる「リニア実験線」もあります。穏やかでありながらも、新旧が融合するユニークな街です。

都留市の交流拠点「Nicot」

市内にある田原交流センター

都留市の住みやすさを語る上で欠かせないのが、2023年に誕生した田原交流センター「Nicot(ニコット)」です。

都留文科大学の近くに建てられた交流センターで、施設内には子育て支援センターやコワーキングスペース、カフェなどが入り、街の人々の交流の場となっています。

1.都留市地域子育て支援センター

広々とした空間で赤ちゃんも安心して過ごせる

「Nicot」の施設内には、未就学児とその兄弟及び保護者、妊婦とその配偶者の方が利用できる「都留市地域子育て支援センターはぐっと」が入っています。
明るく開放的な施設には、おもちゃや絵本が並んでいます。子どもはもちろんのことママも安心して過ごせるのは嬉しいです。保育のプロが在籍しているので、日頃の悩みを相談できたり地域のママやパパとの交流ができたりするのも魅力。

未就学児の一時保育(市内在住者のみ)も可能なので、仕事や用事などの際にも利用しやすいでしょう。

遊び場は市外の方も利用可能です。

<都留市地域子育て支援センターの情報>
開館時間:9:00~12:00 /13:00~17:00
休館日:月曜
子育て支援センター直通電話番号:0554-67-8321

2.仕事の拠点にもなるコワーキングスペース

自然を感じながら仕事ができる

働き方の多様化が進む現代において、「仕事」の面でもNicotは使いやすい施設です。

Nicotの2階には、以下のエリアに分かれたフリースペースを用意しています。

●コミュニティスペース paseo(イベントや作業、休憩スペースとして自由に使えるエリア)
●ミーティングスペース rooms(事前予約で誰でも使える会議室)
●オープンスペース nicot(事前予約をすれば誰でも使えるコワーキングスペース) フリーランスの方やテレワークをする会社員にとって、非常に使いやすいオフィスです。窓の外に広がる都留市の緑を感じながら集中して仕事に取り組む。そんな都心では難しい働き方が叶います。市内在住者はもちろんのこと、二拠点居住をする方にとっても利用しやすいでしょう。

3.地域の憩いの場「カフェ」

ガーデンテラスを眺めながらゆったりと過ごせる

施設内には、都留市の新鮮な食材を使ったメニューを提供する「Cafe & Dining tinymany」も併設されています。

「何気ない日常に小さな幸せを、たくさん」をコンセプトにしたこのカフェでは、地元の食材を活かしたこだわりの料理を味わうことができます。特に、鹿肉をメインとしたジビエ料理や、自家焙煎のコーヒー豆で淹れるラテが人気だそうです。

お子様メニューもあるので、子連れランチもOK。仕事の合間のカフェタイムとしてもOK。さまざまな使い方、楽しみ方ができます。

都留市の新公園!つるビーパーク・いこっと

小学生が楽しめる大きな遊具

「つるビーパーク・いこっと」は、Nicotに隣接する場所に位置する2025年4月に開園した新しい公園です。大型遊具が設置され、子どもたちがのびのびと体を動かすことができます。

遊具がエリア内に点在しており、遊具の大きさも大小さまざま。

実際に行った際は、よちよち歩きの小さな子どもから小学生中学年ほどの子どもが楽しんでいました。それぞれ自分に合った遊具で遊んでいるため、小さな子でも安心して過ごせそうです。

小さな子供向けの遊具もある
長いローラー滑り台も人気

公園はNicotのガーデンテラスとつながっています。
ボール遊びができる芝生広場や水遊びができるガーデンテラスと一体になるため、子どもたちも飽きずに遊んでいました。

噴水や芝生が広がるガーデンテラスも

都留市の魅力と住みやすさ

「Nicot」や「つるビーパーク」はもちろんのこと、他にも都留市には住みやすさを感じられる環境が整っています。

1. Nicotだけじゃない!生活を支える周辺環境

生活に必要な施設が整う

山々が近く緑が豊かな街ですが、市内には日々の生活に必要な商業施設も充実しています。

スーパーマーケットやコンビニ、ドラッグストアはもちろん、ホームセンターや専門店も点在しており、買い物に不自由することはありません。

また、都留市立病院(総合病院)や複数の診療所があり、医療体制も整っていますので、万が一の際も安心です。長期間生活する街として、十分環境は整っていると言えるでしょう。

2. 安心して子どもを育てられるまち

施設や教育機会は十分

都留市には、都留文科大学があることから、まち全体で教育への意識が高いのが特徴です。
学生や教授が地域の子どもたちを対象としたイベントや講座を開催することもあり、子どもたちの興味関心が広がるきっかけにもなっています。

また、保育園・幼稚園や小中学校の数も十分にあります。安心して子育てできる環境が整っているため、子育て世代にとっては大きなメリットといえるでしょう。

3. 手厚いサポートで移住を後押し

移住や二拠点生活にもおすすめ

都留市は、移住者や子育て世代を経済的にサポートする支援制度が充実しています。

●都留市移住定住促進奨励金:補助対象者に住宅にかかる経費を補助
●都留市移住支援金:東京圏から移住する方を対象に、単身世帯には最大60万円、2人以上の世帯には最大100万円の支援金が支給。さらに、18歳未満の子ども1人につき100万円が加算される「子育て加算」も
●都留市快適遠距離通勤補助金:自宅から75キロメートル以上の距離に定期乗車券により通勤される方に1ヶ月1万円の補助
●都留市定住促進遠距離通学補助金:市内に住所があり75キロメートル以上の距離にある県外の大学などに通学定期券により通学する方に1ヶ月1万円、または定期券の購入額いずれか低い額を補助

また、街の雰囲気や住み心地を試したい方への「都留市お試し移住制度」もあります。気になる方はぜひ活用してみてくださいね。

※移住関係の補助は条件や制度が変更となる場合があります。検討する際は最新の情報をご確認ください

住みやすさを追求する都留市で、新しい暮らしを見つけよう!

Nicotやつるビーパークの新設により、都留市はさらに子育てや仕事がしやすい環境になりました。

都心からの距離や豊かな自然、手厚い移住制度はもちろん、文化や伝統が根付く歴史ある雰囲気や街の方の温かさも魅力です。新旧が融合するこの街に、県内に住む私も目が離せません。

都心へのアクセスがいい街や山梨県でお住まいを探している方は、ぜひ都留市も検討してみてくださいね。

この記事では画像に一部PIXTA提供画像を使用しています。

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