雪まつり最終日の11日は「雪と風」 フード付きの上着がおすすめ/北海道の天気予報・2025年2月10日更新
北海道のあす2月11日(火)の天気と、週間予報を、HBCウェザーセンターの児玉晃(こだま・あきら)気象予報士がお伝えします。
児玉気象予報士が描いた、独特なイラストとともに…。
【この記事の内容】
・ポイント解説
・あすの北海道の天気と気温
・あすからの北海道の週間天気予報
・あすの札幌の朝昼晩の天気
雪まつり最終日の天気は
さっぽろ雪まつり大通7丁目「HBC広場」の様子です。雪まつりはあす2月11日までです。
期間中は、きょう10日まで極端な寒さはありませんでした。足元はツルツルになりましたが、お出かけしやすかったと思います。
10日の最高気温を振り返ると、9日とほぼ同じ0度前後で、平年並みか2度ほど高くなりました。札幌は2.1度で、1週間連続でプラスの気温になりました。
2月上旬で一年の中でも最も寒い時期にここまでプラスの気温が続くのは、23年ぶりのことでした。
気温が高いためか、湿った雪の日の降る日が多いです。
あす11日にかけても、局地的に湿った大雪になるおそれがあります。
11日夕方までの24時間に降る雪の量です。赤や紫の暑寒別岳周辺、江別や当別、新篠津、岩見沢など南空知の多いところで30センチ前後です。札幌でも20センチくらいのまとまった雪となります。
交通障害や車の立往生に注意して下さい。
11日の北海道の天気と気温
11日の天気と気温です。
道央を中心に雪が降るでしょう。全道的に風がやや強く、海の波は道東方面を中心にうねりを伴う高波に注意が必要です。気温は平年並みか少し高めです。
11日の時間ごとの天気。道央・道南からです。
札幌や小樽は昼頃まで雪の強まる時間があるでしょう。倶知安も雪が降りやすく、江差はふぶく時間があります。室蘭や千歳の雪の量は少ない見込みです。
道北・空知です。
旭川の雪は弱いですが、羽幌は早朝、留萌は昼頃までふぶくでしょう。深川や滝川も昼頃は雪が強まり、岩見沢では大雪となるおそれがあります。
道東・オホーツク海側です。
道東は晴れますが、冷たい北風が強まるでしょう。オホーツク海側は雲に覆われ、真冬日と厳しい寒さが続きます。暖かくしてお過ごしください。
11日からの北海道の週間天気予報
週間予報。日本海側とオホーツク海側からです。
水曜は3月並みの気温で、午後を中心に湿った雪や雨が降ります。木曜日からはしだいに寒気が流れ込み、土曜日にかけて旭川など道北を中心に雪が降るでしょう。
つづいて、太平洋側です。
水曜日は4度前後まで気温が上がり、午後は道南で雨や雪が降るでしょう。屋根からの落雪や路面状況の変化に注意が必要です。週末は寒さが戻り、ツルツル路面になるでしょう。
11日の札幌の朝昼晩の天気
11日の札幌です!朝昼晩の天気をもんすけでお伝えします!
日中は雪が降って少し風もありますね。
気温も0度くらいなので、ダウンなどフード付きの上着が必要です。
朝は雪かきが必要ですが、夜はガタガタ、ツルツル路面に注意して下さい。
雪の情報は、HBCのホームページの「もんすけ雪かき予報」でもご紹介しています。
文・イラスト: HBCウェザーセンター 気象予報士 児玉晃
HBCテレビ「今日ドキッ!」の番組内でも独特(?)なイラストを使って天気をお伝えしています。
HBCウェザーセンターのインスタグラムも開設!予報士のゆる~い日常も見られますよ。
連載「気象予報士コラム・お天気を味方に」
天気予報のほか、天気に合わせた服装の選び方のヒントなど、HBCウェザーセンターの気象予報士が暮らしに役立つ記事をお届けしています。
※11日午後5時時点の情報です。最新の気象情報は、HBCウェザーセンターのホームページなどでご確認ください。HBCは気象庁の認可を2001年に得て以来、民間気象会社の一つとして「HBCの独自予報」を発信しています。
編集:Sitakke編集部IKU