【さくらんぼ天国】今が旬のさくらんぼを大量ゲットするなら「道の駅しらね」に急げ! 山梨限定品種「甲斐ルビー」や「アルプス紅扇」にも注目!
きたきたきたー! さくらんぼのベストシーズンがやってきた!!!!
収穫時期がとても短いうえ、今年は不作だというニュースも耳にしたが、初夏の赤い宝石・さくらんぼを食べずして夏は迎えられない……!
ということで、おいしいさくらんぼを求めて、産地である山梨県南アルプス市の直売所「道の駅しらね」にやってきたぞ。豊富な品種に、圧倒的な物量、山梨でさくらんぼを買うならココがオススメだ!
・農産物直売所 道の駅しらね
「道の駅しらね」は、中部横断自動車道の白根ICを降りてほど近くにある。南アルプス市内の新鮮なフルーツや朝どれ野菜を購入することができる、JA南アルプス市運営の農産物直売所だ。
以前は、桃シーズンである7月に訪れて記事を書いたのだが、今回はさくらんぼシーズンど真ん中の訪問となる。6月15日までは「さくらんぼウィーク」期間中となっていて、曜日ごとに様々なイベントが開催されているぞ。山梨のさくらんぼは今まさに最盛期なのだ。
桃を買いに行った時も言及したが、道の駅しらねは朝イチに行くのがベスト。各種くだもののハイシーズンは、9時オープンに向けて少し並ぶくらいの気持ちで行かないと良いものを選ぶのは難しい。
しかも、今回訪れたのはさくらんぼのベストシーズンと土曜日、そして直売所のイベントも重なる6月7日。かなり混み合うだろうと予想し、余裕をもってオープン45分前に現場入りした。しかし……
すでに大行列だと……!?
え? 45分前に着いたのにもうこんな混んでる!? ザッと数えてみたがおそらくすでに100人は超えている。みんなさくらんぼにかける熱量ヤバすぎないか?
駐車場を見回すと、横浜や三河など、そこそこ遠方から来ている車も散見された。三河からなんて3時間はかかるよね、もしかして家5時に出てんの……?
その後もみるみる列が伸びていき、あっという間に建物をぐるりと囲む程の大大大行列に。道の駅しらねはもう何度も来ているが、これほどの行列は初めて見る。さくらんぼの求心力やばすぎだろ……!
・1時間並んで売り場へ
オープンから15分ほど、ようやく順番が回ってきて売り場へ入ることが出来た。
見渡す限りの赤! なんて美しい景色! これだけのさくらんぼが並ぶ光景なんて、産地じゃなければそうそう見られないだろう。
ただ、どんどん売れていくので悠長に選んでられないし、ましてや写真なんて撮っている場合じゃない。欲しい品種があるならなおさらだ。
さくらんぼというと「佐藤錦」や「紅秀峰」が一般的だが、この日は少なくとも8種類もの品種が確認できた。
なかでも、山梨限定品種である『甲斐ルビー』や『アルプス紅扇』などは注目を集めていたな。ここまで品種が揃っているのはやはり産地の直売所ならではなのだろう。
そして、気になるさくらんぼのお値段だが、1パックで1000〜1500円ほどの商品が多かったかな。
品種や玉のサイズによって値段は変わってくるが、品種がいろいろあるからって調子に乗ってカゴに入れまくると金額がとんでもないことになる。もっと早く入店できれば、より安いお買い得品や掘り出し物なんかがゲットできたのかも。
もちろん、贈り物に向きそうな高級品や、大容量の箱なんかも並んでいたぞ。箱物なら発送が可能で、安いものなら3500円くらいからあった。直売所からそのまま送れるのは便利だよね。
・さくらんぼ販売は今がピーク
さくらんぼの旬は本当に短い。今は路地さくらんぼのピークなのだが、道の駅しらねでの販売は来週末くらいまでという話だった。さくらんぼは平日もガンガン出荷されるみたいだから、これから行くなら今週のどこか……という感じだな。
もちろん、その後も多少入荷はあるのかもしれないが、これだけいろいろなさくらんぼが並んでいるのは今しかない光景。さくらんぼ好きにとっては最高の空間だし、下手に農園や他の道の駅に行くくらいなら、しらねに直行したほうが満足できると思う。
そして、何度も言うが、来訪するなら絶対朝イチがオススメだ。良いものからどんどん売れていくので、9時半すぎにはもう棚がスッカスカになってたんだよね。以前は無くなるたびに補充されていたが、今回はあまり補充が無かったし……。
今回は1番混んでいる日の例なので平日はまた少し様子が違ってくるかもしれないが、なるべく早く行くに越したことは無い。少しでも参考になれば幸いだ。
現場からは以上! さぁ、さくらんぼ食べるまくるぞー!
・今回ご紹介した施設の詳細データ
店名 道の駅しらね農産物直売所
住所 山梨県南アルプス在家塚587-1
時間 9:00〜17:00
休日 年末年始
参考リンク:道の駅しらね
執筆:まろ
Photo:RocketNews24.