横浜中華街で楽しむ「動物中華まんじゅう」の世界!ブタやパンダ、サメまで味わい尽くす食べ比べレポ!
横浜中華街と言えば、食べ歩きやお土産に最適な肉まんやあんまんなどの中華まんじゅうが定番です。
最近では、動物を模したかわいい中華まんじゅうが注目を集め、多くの人が行列を作るほどの人気となっています。
今回は、この横浜中華街で楽しめる「動物系中華まんじゅう」を食べ比べてみました。各店が誇る、見た目がかわいくて美味しい中華まんじゅうをご紹介します。
【俏香】かじるのを躊躇?キョトン顔のブタさんがかわいい「カスタードまん」
まず訪れたのは、元町中華街駅からすぐの『俏香』。
こちらで販売されている「カスタードまん」は、真っ白な生地にキョトンとした表情のブタさんが描かれた一品です。その愛らしい顔を見ると、食べるのをためらってしまうほど。
しかし、ひと口かじれば、濃厚なカスタードクリームが口いっぱいに広がります。
生地のしっかりとした小麦感と、カスタードの相性は抜群で、見た目以上の食べ応えがある一品です。
かわいいだけでなく、つい食べ過ぎてしまう美味しさで、食べ歩きにはぴったりのおまんじゅうです。
【店舗情報】『俏香』
・住所:神奈川県横浜市中区山下町186
・アクセス:みなとみらい21線「元町中華街駅」より徒歩6分
【耀盛號売店】ツンツンのトゲがかわいい「ハリネズミ包」
続いては、戦後間もなく開店した地元のコックさん御用達の中華食材店『耀盛號売店』へ。
こちらでは名物の「ハリネズミ包」というものがあります。いわゆる中華まんじゅうではなく、揚げまんじゅうなのですが、その見た目がとてもキュート。
ツンツンに尖ったトゲに対し無垢なかわいい表情のハリネズミさんを前に、これまた食べるのに少々後ろめたく感じるほど。
しかし、遠慮なくガブっとかじると、まず感じるのがサクサクの外側とパン生地の優しい口当たり。
さらにその奥に上品にも感じるほのかな甘さのカスタードクリームがあり、これがなかなか癖になります。
小ぶりなので横浜中華街の食べ歩きでも軽くいただける点も◎
かわいい「ハリネズミ包」も「動物系」中華まんじゅうでは外せない一品だと思いました。
【店舗情報】 『耀盛號売店』
・住所:神奈川県横浜市中区山下町143-8
・アクセス:みなとみらい21線「元町中華街駅」より徒歩10分
【老維新】動物系中華まんじゅうブームの火付け役!
最後に紹介するのは、横浜中華街における「動物系」中華まんじゅうブームの火付け役とされる『老維新』。
中華街大通りの本店はいつも大行列ですが、関帝廟通りの2号店は比較的空いているため、今回は2号店で「ブタ角煮まん」、「2号店限定獅子まん」、「フカヒレまん」、「肉まんパンダ」の4種類を購入しました。
写真の通り、いずれもかわいい見た目であるのと合わせて、なかなか芸の込んだ作り。おそらくは手作りで一つずつ作られていると思われ、1個ごと微妙に表情が違うのもなかなかかわいらしいです。
それでいて、味も本格派で量もたっぷり。
「ブタ角煮まん」は角煮の固まりがゴロッと入った一品で、食感・味わいともに美味。「2号店限定獅子まん」は甘辛いソースに絡まる豚肉とチーズの濃厚さがたまらない味で、これは若い女の子に受けそうだと思いました。
また、「肉まんパンダ」は、かじれば広がるぎっしり詰まった肉餡の濃厚なコクと食感が楽しく、さらに「フカヒレまん」は野菜とフカヒレのシャキシャキ食感がクセになる味わいでした。
さすが「動物系」中華まんじゅうブームの火付け役『老維新』。その見た目のかわいさだけでなく、いずれの味わいも本格派でした。
【店舗情報】『老維新2号店』
・住所:神奈川県横浜市中区山下町166-99
・アクセス:みなとみらい21線「元町中華街駅」より徒歩10分
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今回紹介した「動物系」中華まんじゅうは、見た目のかわいさだけでなく、味も本格派。
お子さんや若い女性だけでなく、食通のお父さんも思わず笑顔になること間違いなしです。
横浜中華街を訪れた際には、ぜひお気に入りの一品を見つけて食べてみてください。
(うまいめし/松田 義人(deco))