平塚江南高校 同窓会が生徒の「夢」応援 ドリーチャレンジ3件採択
平塚江南高校創立100周年記念事業「ドリームチャレンジ」の贈呈式が7月22日、同校の視聴覚室で行われた。
同事業は、同校を卒業した同窓生で構成される「江南同窓会」が企画したもので、100周年を迎えた3年ほど前から実施されている。在校生の部活動や新規活動の立ち上げなど、将来に向けた夢を追う活動支援をするもの。
今回、支援が決定したのは、吹奏楽部パーカッションパートへビブラフォンの贈呈をはじめ、弦楽部へチェロとコントラバスの貸与、卓球部の卓球場に遮光カーテン設置の3件。
チェロとコントラバスは、同窓会会員で現在プロのチェロ奏者として活躍する小宮哲朗さんの厚意で、希望した楽器を貸与してもらえたという。
卓球部の秋田悠翔さんと鈴木乙葉さんは、「今までできなかった練習試合ができるようになる。部員のモチベーションアップにもつながる」と喜んだ。江南同窓会の野地彦旬会長は「物の提供応援は3年目の今回で一段落します。今後は50以上あるゼミ研究活動に同窓会の人材バンクから人的応援を中心に実施していきたい」と話した。