大人気絵本の原画を見に行こう! 6月1日まで「鈴木のりたけの“しごとば”展」開催【藤枝】
「大ピンチずかん」シリーズが発行部数累計230万部を超えた、浜松市出身の絵本作家・鈴木のりたけさん。いま静岡・藤枝市で原画展が開催されています。展示されているのは絵本30冊の原画約200点、みどころ満載です。
展示内容 絵でわかる「しごとば」の様子
6月1日まで藤枝市郷土博物館・文学館で開催されている「鈴木のりたけの“しごとば”展 進化する絵本の世界」では、絵本作家・鈴木のりたけさんの代表作「しごとば」シリーズの原画を中心に約200点が展示されています。
新幹線運転士、プロ野球選手、宇宙飛行士、消防隊員、女優、米農家、客室乗務員、プロサッカー選手、オーケストラ団員など、緻密に描かれたさまざまな“しごとば”は子供たちを引きつけてやみません。
絵の中に入り込むように、じっくりと視線を巡らせてみれば、「働くって楽しい」という思いが、どの“しごとば”からもしっかりと伝わってきます。
併せて、”しごとば”の取材から着想を得て描かれた、仕事をする人自身の人生にスポットを当てた「しごとへの道」シリーズの原画も展示されています。
4月刊行の最新作「大ピンチずかん3」の原画もあり、のりたけさんの“進化する絵本”の軌跡をたどることができます。
体験スペースで絵本の世界を感じよう
「大ピンチずかん」の世界を楽しめる体験スペースもあり、子供たちが夢中になって遊んでいます。
真っ暗な寝室にいる蚊を見つけ出すため、懐中電灯で照らしてみると、なんと不思議。まるで本物の懐中電灯のように部屋を照らし、蚊を見つけられる仕掛けとなっています。
絵本を読みながら休憩
会場内の休憩スペースには鈴木のりたけさんの主な絵本が置かれており、自由に読むことができます。
これまで読んだことのない絵本もあるかもしれませんね。
毎週土曜日の午前11時からは「おはなし会」が開催されるほか、5月25日の午前11時と午後2時からは、「おやこで楽しむファミリーコンサート(ハーモニカコンサート)」もあり、親子で楽しめる展示会となっています。
■イベント名 鈴木のりたけの“しごとば”展 進化する絵本の世界
■日時 6月1日(日)まで 9:00~17:00※月曜休館
■会場 藤枝市郷土博物館・文学館(静岡県藤枝市若王子500)
■特別展入館料 600円(中学生以下無料)
文/藤枝市