SMG U-15選手 ジェンダー講座を受講 女子サッカーの未来考える
男女共同参画センター横浜北で1月18日、日体大SMG横浜U─15に所属する女子中学生を対象としたジェンダーワークショップが行われた。
青葉区における女子サッカーの環境向上や活性化を図る、東急SレイエスFCと日体大SMG横浜の協働プロジェクト「SMGミライ応援プロジェクト」の一環。11人の女子中学生が、日体大SMG横浜に所属する大学生4人と共に、サッカーを通してジェンダー課題や「自分らしく楽しむ」ことを学んだ。
参加者は数人のグループに分かれ、プロの女子サッカー選手のインタビューなどを参考に、クラブに所属できない、更衣室や練習場所がないなど、「女の子だから」を理由に経験したことや見聞きしたことを共有。ジェンダー課題や日本のスポーツ界の現状などを学び、「サッカーにどうなってほしいか」「自分にできることは何か」などを話し合った。参加者からは、更衣室の要望や道具支給の希望、女性コーチを増やしてほしいなど具体的な意見が上がった。
講師を務めた同センターの小田美子さんは、「ジェンダーについて、またジェンダーとサッカーの課題について理解が深まった様子が見てとれた。今後も継続的な取組ができれば」と振り返った。