犬が指示されていないのに『オテ』をしてくる6つの理由 知っておきたい愛犬からのサインとは
犬が指示されていないのにオテをしてくる理由
1.おやつがほしいから
犬が指示されていないのにオテをしてくるのは、おやつがほしいからです。
愛犬に初めて教えた芸は何でしたか?オテだったのではないでしょうか。オテをする愛犬の姿があまりにも可愛くて、何度でも見たくなってしまいますよね。
その度にご褒美のおやつも与えているのではないでしょうか。「オテをすれば飼い主に喜んでもらえる」「ご褒美のおやつがもらえる」と知って、指示されなくてもオテをするのです。
我が家では、おやつの食べすぎ防止のため、私が指示をしてオテをしてくれたときのみ、おやつを与えています。
指示されていないのにオテをしてきたときは、「ありがとう」「かわいいね」と声をかけるようにしています。おやつがもらえなかったときも愛犬をガッカリさせないための対策です。
2.遊んでほしいから
犬が指示されていないのにオテをしてくるのは、遊んでほしいからです。
犬に芸をさせるということは、愛犬と飼い主とのスキンシップやコミュニケーションでもあります。
犬は退屈しているとき、飼い主に構ってもらいたいものです。オテをすることがその合図なのです。
3.お散歩に誘いたいから
犬が指示されていないのにオテをしてくるのは、お散歩に誘いたいからです。
オテをした後、ご褒美のおやつを期待する犬も多いですが、「お散歩に行く?」の言葉を待っている犬も意外といます。
「おやつ」の言葉にしっぽを振ってくれますが、「お散歩」の言葉にはさらにはしゃいで見せるのです。
4.撫でてほしいから
犬が指示されていないのにオテをしてくるのは、撫でてほしいからです。
自分では上手くカキカキすることの難しい、背中やお尻の辺りを撫でてほしいときが多いのではないかと思います。
カキカキする手を止めると、またオテをしてきます。
5.こっちを見てほしいから
犬が指示されていないのにオテをしてくるのは、こっちを見てほしいからです。
飼い主がテレビやスマートフォンにばかり夢中になっているのでしょう。「私のことも見てほしいな」と、オテをするのです。
愛犬と飼い主が見つめ合うと、お互いの幸せホルモンの分泌が活性化され、幸福度が高まるとされています。
6.褒めてもらいたいから
犬が指示されていないのにオテをしてくるのは、褒めてもらいたいからです。
子犬の頃は、新しい芸を覚える度に褒めてもらっていたはずです。しかし、成犬になると、飼い主が褒めてくれたり、大袈裟に喜んでくれたりすることが明らかに減ります。
落ち着いてお利口さんにできるようになったということでもあるのですが、愛犬にとっては少し寂しさが感じられるのではないでしょうか。
指示されていなくてもオテをすることで、以前のように飼い主に喜んでもらい、褒めてもらいたいのでしょう。
まとめ
犬が指示されていないのにオテをしてくる理由を6つ解説しました。
✔おやつがほしいから
✔遊んでほしいから
✔お散歩に誘いたいから
✔撫でてほしいから
✔こっちを見てほしいから
✔褒めてもらいたいから
愛犬が指示されていないのにオテをすることには、よい出来事を期待する気持ちが込められています。
「こうすれば飼い主が言うことを聞いてくれるはずだぞ」と、ちょっぴりずる賢い気持ちも込められていることがあります。
食べすぎ防止にと、おやつのご褒美をあげることはできないとしても、「かわいいね」「おりこうさんだね」と、犬が喜ぶ言葉をかけて優しく撫でてあげてください。
犬はそれだけで嬉しく幸せを感じることができるのです。犬は飼い主を喜ばせたり楽しませたりすることが大好きなので、笑顔を向けてあげてくださいね。