ヴィッセル神戸が18日にACLE上海申花戦、岩波拓也「勝つために上海に来ている」
Jリーグ開幕戦から中2日も「勝利に飢えている」
AFCチャンピオンズリーグエリート2024リーグステージ第8節が18、19日に行われる。東地区2位のヴィッセル神戸は、10位の上海申花と18日（日本時間21時）にアウェー（上海体育場）で対戦。すでにラウンド16進出を決めている神戸がリーグステージ最終戦に臨む。
現地で会見に出席した吉田孝行監督は「まずは、この素晴らしいスタジアムで試合ができることを嬉しく思っています。私たちはJリーグの試合から中2日というタイトなスケジュールではありますが、できる限りの準備はしてきましたので、明日の試合では選手たちが良いパフォーマンスを出してほしいです」と意欲を示した。
15日に浦和レッズとの開幕戦（ノエビアスタジアム神戸）を0－0で引き分けてから中2日というハードな日程の上、完全アウェーの雰囲気も予想されるが、「神戸からもたくさんのサポーターが来てくれると思いますし、自分たちは攻守にアグレッシブなプレーで勝ち点3を取れるように戦うだけです」と言い切った。
会見に同席した岩波拓也も「僕はこれまでにも何度かACLを戦ってきて、中国のアウェーは最も難しいと感じています。相手のサポーターの雰囲気や、相手選手の勢いに対しても戦わなくてはいけないので、そういう経験を他の選手にも伝えていきたいです」と表情を引き締める。
とはいえ、J1リーグを連覇した王者として負けるわけにはいかない。「僕たちはノックアウトステージ進出（ラウンド16）を決めていますが、もちろん勝利に飢えていますし、勝つために上海に来ているので、その気持ちをピッチで表現したいと思っています」とキッパリ。勝ちにいく姿勢を鮮明にした。
なお、東地区3位の川崎フロンターレは18日19時から等々力でセントラルコースト・マリナーズ（オーストラリア）と、首位の横浜F・マリノスは19日（日本時間21時）に浦東で上海海港と対戦。ラウンド16は3月3日から順次行われる。
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記事：SPAIA編集部