三木市に出来たオープンスペース。屋内釣り堀、ドッグラン、BBQなど子供と一緒に楽しめる施設。GWのお出掛けにも最適!
兵庫県三木市に「OPEN SPACE(オープンスペース)」という屋内釣り掘を備えたレジャー施設が4月24日にオープンする。この施設の運営は、施設の近隣に本社がある(株)ハヤブサだ。4月18日には招待者等を招いてオープニングセレモニーが行われた。
オープンスペースは、旧中吉川(きゅうなかよかわ)小学校をリノベーションしたレジャー施設だ。同小学校は少子化に伴う学校の併合により2021年に閉校となった。
その後、三木市では同小学校跡の利活用案を公募した。三木市の吉川で創業し、今も吉川に本社を構えるハヤブサが廃校の利活用を行う事業者として手を挙げ、その案が採択され、今回の施設がオープンする運びとなった。
オープニングセレモニーには地元、三木市の市長をはじめ国会議員、県議会議員、関係団体、地元住民など多くの来賓が出席し、祝辞やテープカット、施設の内覧が行われた。
施設を運営するハヤブサの歯朶由美社長は「この施設をオープンする事で、多くの方々に釣りを楽しんで頂き、自分で釣りに行かれるようになり、釣りが更に盛んになれば嬉しいです。また、この施設を通じて地域活性化に繋がって欲しいと思います。地元の皆様にもハヤブサという会社を知って頂き、吉川にハヤブサがあって良かったと思われるようになればと思っています」と話していた。
最後に、体育館前に移動しテープカットが行われセレモニーは終了した。
屋内釣り掘、ドッグラン、BBQ、ドーナツ、ショップなど楽しさ満載!
その後は、グループに分かれ、施設の内覧が行われた。施設は小学校跡地を利用し、釣堀エリア、ショップ、食事エリア、ドッグラン、芝生エリア、BBQエリアが作られている。
小さな子供が楽しめるほか、意外に大人もハマりそうな「つりの体育館」
体育館を全天候型の屋内釣り掘にリノベーションした「つりの体育館」では、特設プールでニジマス、川魚、タナゴ、金魚等の釣りが楽しめるほか、ドジョウすくい、金魚すくい、メダカすくい、スジエビすくいも楽しめる。暑さ、寒さや雨天に関係なく、小さな子供と一緒に楽しく釣りが体験できる施設だ。道具やエサも全て用意されている。
釣ったニジマスは隣のプールサイドキッチンでから揚げにしてもらい、食べる事も出来る。子供と一緒に魚を釣って、食べて、良い思い出になるはずだ。
インスタ映えする美味しいドーナツ。種類も豊富!
ほか、手ぶらでも楽しめるバーベキューコーナーやプールサイドキッチンでは美味しいお弁当やインスタ映えもするドーナツの販売もある。
ドッグランは熱くなりにくい天然芝が気持ち良い
また校庭に芝生を敷いてドッグランが作られている。小型犬用と中型・大型用のブースに分かれている。足洗い場、ゴミ箱も完備だ。地域の特産品やペットグッズも取り揃えられたショップもあるなど、釣り人以外にも多くの人が楽しめる施設となっている。
広々したBBQスペース。愛犬も入場可能
有名店が監修したBBQスペースもある。解放感のある場所で、友達や家族で訪れるのにも最適だ。
今後、拡張の計画もあり。釣り界でも応援。地域振興や釣り人拡大に貢献
この施設の今後について、ハヤブサの歯朶社長は「まずは、しっかりとお客様に来て頂き、多くの方に施設を気に入って頂けるよう努力していきます。現在は一期工事が終わったところですので、第二期の工事では校舎を使えるようにする事や、プールでの養殖事業も計画しています。まだまだやりたい事も多いですから、しっかり取り組んでいきたいと思います」と述べていた。
廃校の利活用で地域活性化はもちろん、屋内釣り掘は釣り人口拡大に繋がる事も大いに期待できる。様々なイベント等で活用する場合でも、全天候型のためスケジュールも組みやすい。釣り界でも施設の利用依頼等を含め、継続して応援していきたい。
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