【生誕祭】ペヤングなのに500円! 50周年記念「贅沢やきそば 蟹トマト味」を食べてみた
全国3000万人のペヤンガー諸君! ついに俺たちのペヤングソースやきそばが50歳になったゾォォォオオオ!! 色々あったけど半世紀もお疲れ様ァァァァァアアアアアア!
群馬県の片田舎で産声を上げたペヤングが50周年を迎えるとは、その時誰が想像しただろう? この記事では50周年を記念して販売中の『ペヤング一贅沢やきそば 蟹トマト味』についてお届けするぞ!
・生誕50年
今では誰もがその名を知る「ペヤングソースやきそば」が発売されたのは1975年3月のこと。発売当時カップやきそばは粉末ソースしか無く「液体ソース」は業界初の試みだったそうだ。
また「ペヤング」の由来は、昔はカップ麺が高価だったことから「若いカップルに二人で一つのものを仲良く食べて欲しい」という願いを込めて“ペア”と“ヤング”で「ペヤング」になったそう。
その他「四角い容器も業界初だった」等も有名な話だが、知らない人はペヤング公式サイトの「まめ知識 ぺ学のススメ」を読んでおこうな! ともあれ50周年おめでとーーーー!!
・500円!
さて、そのペヤング生誕50周年を記念して現在発売中なのが『ペヤング一贅沢やきそば 蟹トマト味』である。なんとメーカー希望小売価格は500円! 商品名の通り、過去イチ贅沢なペヤングである。
カニはベニズワイガニが使用されており、ソースにはトマトソースと蟹エキスを配合しているとのこと。大きさは通常サイズなので、あくまでかやくとソースが贅沢なペヤングであるようだ。
作り方は通常のペヤングと同様で、湯切りをしたらソースを絡めれば完成。特徴的だったのはソースを投入した瞬間から、湯気と共にカニの香りが爆発的に広がったことだ。
・カニカニカニ
さっそく食べてみると……はいはい、なるほど。商品名は「蟹トマト味」であるものの、実際の味わいはカニの方が俄然強い。序盤はトマトの酸味も感じるが、主役はあくまでカニである。
その強さは「むせかえるほどカニ」とも「かにダダ洩れ」とも「カーニバル級」とも言える……カニだけに。いずれにせよトマトはサポート程度で「カニ味のペヤング」と思えばいいだろう。
また500円の価値があるかは正直わからないが、もしかしたら50周年にちなんで販売価格の「500円」は先に決まっていたのではないだろうか? だとすると原材料的には500円に見合っているのかもしれない。
まあ、基本はペヤング生誕50周年を記念して発売された商品なので、ペヤンガーたちにとって500円はご祝儀みたいなもの。価格よりも「ペヤング生誕50周年」を心から祝福しよう。
・気を付けろ
なお『ペヤング一贅沢やきそば 蟹トマト味』は、ほぼほぼ売っていないのでご注意あれ。私は5軒目のドン・キホーテでようやく発見できたが、500円よりも巡り合うことの方がハードルは高かった。
とにもかくにも、ペヤングが50周年を迎えた。私が生きている間に100周年を見届けられるかは微妙だが、きっとその時はやってくるのだろう。サンキュー・ペヤング。フォーエバー・ペヤング。50周年おめでとうございます!
参考リンク:ペヤング
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.