神戸の新スポット『TOTTEI PARK』の「緑の丘」が竣工!6月にはBBQレストランがOPEN 神戸市
関西最大級の次世代アリーナ『GLION ARENA KOBE(ジーライオンアリーナ神戸)』を中心とする神戸ウォーターフロントの新スポット『TOTTEI』(神戸市中央区)の南側に広がるパークエリア『TOTTEI PARK』のシンボルとして建設が進められていた屋上緑化施設「緑の丘」が4月25日に竣工しました。
地上2階建て、建築面積約 900 ㎡の緑化された階段状の建物で、屋根のスペースは見晴らしのよい「丘」として利用することができるほか、屋根の下には多目的スペースやBBQレストランやブリュワリーがオープン予定。
屋根の下1階の「多目的スペース」は展示会や物販、ワークショップ、貸切パーティー、会議などに利用できるホール空間で、光沢のあるシルバー仕上げがなんともスタイリッシュ。
高さ10mを超えるガラス窓からは暖かな陽の光がたっぷりと降り注ぎ、緑豊かなパークの景色を屋内からも十分に楽しむことができます。
“丘”という形状の都合上、一部天井が低い場所もありますが、外と中の境界を感じさせない設計になっているので、開放感がありました。
海から吹く風が心地よく、屋根の下にいると日中でもかなり涼しいのも嬉しいポイント。トイレもスタイリッシュなので、ぜひチェックしてほしい。
屋根の下2階はBBQ レストラン『EN³(エンスリー)』の屋内ラウンジとして6月20日にOPEN予定。
スモークした塊肉と旬の食材を組み合わせたテイクアウトメニューも展開されるそうなので、PARKでピクニックを楽しんだり、丘の上でのんびり過ごしたりする時など、様々なシーンでフレキシブルに利用できそうです♪
2階は高さがあるので、海に浮かぶ船の上から見たような景色が目の前に広がります。
屋外テラスは丘の上も含めて5か所に設置されており、様々な角度から“神戸らしい風景”が楽しめるのも「緑の丘」の魅力のひとつ。
最後に本施設一番の目玉である「丘」の様子をご紹介!グレーチングを階段状に設置しており、その下に実際に土を敷き詰め、2種類の笹(オカメザサとコグマザサ)を植えているそうです。
今はグレーチングの部分が顔を出していますが、これから笹が成長していくにつれて、「緑の丘」の名にふさわしい姿へと変化していくことでしょう。
丘のてっぺん(高さ:約11m)から見た海側の景色がこちら。空と海の青と、芝生の緑が織りなすパノラマビューは一見の価値あり!
山側を向くと、六甲山と海が共演する【神戸そのもの】と言える景色が望めます。
屋根の上などの一部エリアは、今後、安全検査を経た上で一般入場の開始が発表される予定。耐荷重がしっかり確保されているので、開放された際は安心して丘からの絶景をお楽しみください。
ちなみに屋根の上からは『神戸ポートタワー』や『メリケンパークオリエンタルホテル』などのランドマークもがっつり見えるので、ライトアップイベントや花火大会のビュースポットとして人気が出そうです♪
Kiss PRESSには「緑の丘」の設計を手がけた一級建築士・畑友洋さんへのインタビュー記事も掲載中。設計の裏側に迫る貴重なお話が盛りだくさんです。
『TOTTEI PARK』ではグルメイベントや音楽フェス・親子向けイベントなど、様々な屋外イベントの企画・開催が予定されるほか、地域の人々が日常的に集う憩いの場として、“365日のにぎわい創出”を目指して運営されます。神戸の街の新たなランドマークエリアにぜひ足を運んでみて♪
竣工
2025年4月25日(金)
場所
TOTTEI PARK
(神戸市中央区新港町2番1号)