新鮮野菜がオトクに買えて味わえる! 南砺市福野の農産物直売所【旬菜市場ふくの里】&併設カフェ【農かふぇ つなぐ】
米が高い、ガソリンも高い…物価高騰の中、毎日の食費や生活費は少しでも節約したいもの。
でも、なるべくならおいしさや満足感は我慢したくないですよね。
今回はそんな想いを叶えてくれる高コストパフォーマンスと新鮮なおいしさを兼ね備えた店。富山県南砺市から福野地域の農産物の直売所「旬菜市場ふくの里」と、そこに併設されていてフレッシュジュースが大人気の「農かふぇ つなぐ」を紹介します。
南砺市福野の農産物直売所「旬菜市場ふくの里」
富山県南砺市の福野地域にある農産物直売所「旬菜市場ふくの里」。
JR城端線の福野駅から車で5分ほどのところにあって、地元で生産されたとれたての野菜をはじめ、生花や加工品など、おいしい特産品がそろいます。
地産地消を進めようと、生産者らが集ってオープンしたのが、ちょうど25年前の2000年。日々の食材の買い出しや仏壇に供える花などを求めて、地元の人たちが足しげく通う地域密着型の直売所です。
朝のうちに売り切れ続出! 福野の新鮮野菜
地元の生産者がとれたてのものを持ち込むので、野菜や果物は新鮮そのもの。
そして、新鮮なだけじゃなくて、リーズナブルなのも直売所の最大のポイントです。
野菜コーナーにこの日並んでいたのは、たっぷりと入ったほうれん草が1束140円、トマトは1袋280円から。
スーパーで買うと倍ぐらいの値段がしそうなイチゴは、1パック270円ととってもオトク。しっかりと甘みがあっておいしく、人気なんだそう。
店は朝の7時にオープンしますが、なんとオープン直後がピークでもっとも混んでいるんだそう。
とれたての新鮮な野菜を求めてオープン前から客が行列を作ることも珍しくなく、人気のものは開店から30分で完売してしまうんだとか。
切り花や手作りの加工品も
野菜以外にも山菜や切り花などの販売もあります。
また、地物の食材を使った手作りの加工品なども並びます。どれも郷土の味が感じられるものばかりです。
直売所併設!「農カフェつなぐ」
そんな直売所の隣にあって手軽に農産物のおいしさを味わえるのが、「農かふぇ つなぐ」。
オープンは直売所から30分遅く、朝の7時30分ですが、朝食としておにぎりやおはぎを食べたり、買い物ついでにお茶やコーヒー、アイスクリームで休憩したりと、多くの人が利用しています。
福野の里芋で作る「里いもの団子汁」
店の人気商品が、福野の特産品・里いもを使った団子汁。
里芋と片栗粉で作る団子とゴロッとした里芋がたくさん入っています。ふわふわの卵に、野菜もたっぷり入って、価格は350円。直売所ならではの野菜の量で、オトク感もしっかりと感じられます。
野菜たっぷり! 「ベジタブルスムージー」
こちらは、ドリンクメニューのオススメのベジタブルスムージー。
使用しているのは小松菜、イチゴ。それに、トマトは生のものとと凍らせたものの2種類を使っています。
季節によってはスイカが入ることもあるそうで、基本的には旬のものを2~3種類ミックスして作られます。
スムージーは注文が入ってから目の前でジューサーに。トマトのほどよい酸味、野菜そのものの甘味があり、えぐみはないので、すっきりした味わいです。
直売所ならではのポイントが、その野菜の量!
実は、小松菜は使う量があらかじめ決まっているわけではなく、ミキサーに入るだけぎゅうぎゅうに入れるのだそう!!
これで値段は1杯300円。葉物野菜をたくさん摂ってもらいたい、そんな想いが込められている直売所ならではの大サービスのジュースなんです。
生産者にとっては、形がいびつな野菜もおいしく食べてもらえるからうれしいんだとか。お客さんにとっても、低価格で健康的なもの継続しやすいため、両者がウィン・ウィンの大人気アイテムです。
これからの暑い季節、水分とビタミン補給にもよさそうです。
出典:KNBテレビ「いっちゃんKNB」
2025年6月6日放送
記事編集:nan-nan編集部
【旬菜市場ふくの里 / 農かふぇ つなぐ】
住所 富山県南砺市福野軸屋23-4
営業時間 【直売所】7:00 ~ 14:00
【カフェ】7:30 ~ 14:00
定休日 【直売所】年末年始
【カフェ】月・木曜、年末年始