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2025年8月23日、JR明石駅から徒歩約10分の場所にオープンした『Pain Cafe Luc（パンカフェルク）』（明石市）。天然酵母の自家製パンと旬の食材を使ったランチが魅力のベーカリーカフェです。

場所は明石市桜町にあるコインランドリーの2階。お店へと続く階段の前に、かわいい食パンの看板があります。

階段を上がるとナチュラルな雰囲気のお店♪扉を開くとすぐ右手にショーケースがあり、並ぶのはかわいいパンやスコーン。既に売り切れのものもあり、人気ぶりがわかります。

店内は白を基調とした落ち着いた雰囲気。穏やかな時間が流れ、ゆっくりとした気持ちで寛げます。

提供されているランチメニューは全部で4種類あります。1つ目は内容が週毎に変わるランチセット。

訪れた日のメインは「トマト煮込みハンバーグ」。肉を挽くところから手作りしたハンバーグは、肉の旨味と共にふわっととろける柔らかさ。よく煮込まれたトマトソースはコクがあり、幅広い世代に愛される味♪

この日の一品料理は「カキとマッシュルームの醤油マリネ」。甘辛い醤油ベースの味付けにカキとマッシュルームという意外な組み合わせが、驚く程よく合います。

添えるパンはフォカッチャ。シンプルながらも、ふかふかもちっとした食感に、かむ度に広がる小麦の甘味が美味しくて、パンだけで食べ進めてしまう！

提供する食事は家庭料理を土台に、季節感や意外な食材の組み合わせを大切にしているそうで、思わず"どうやって作っているんですか？"と尋ねたくなる、そんなアイディアが光るものばかりです。

ランチメニューには「ナン&バターチキンカレーセット」もあります。水を一滴も使わずにトマトや生クリームをベースに作られた「バターチキンカレー」。まろやかでこく深い味わいに、程よくスパイスが効いた食べやすい辛さです。ふんわり甘いナンと食べると最高♪

同店自慢のスコーンが味わえる「スコーンセット」と「スコーンとパンのセット」もランチに提供されています。

焼き立てのスコーンを味見させていただくと、外側はサクッと軽くてまるでパイ！中はふわっとしっとりしていて食べやすい！甘さと塩気のバランスが絶妙で、食べる手が止まりません！

食事の最後にいただいた「かぼちゃプリン」も、濃厚な舌触りとぼちゃの優しい甘味があまりに美味しくて、あっという間に食べ終わっていました。

料理やパンを作るのは店主の竹口さん。パン教室の先生やシェアキッチンをする中で思い描いていた"いつか自分のお店をしたい"という夢を思い切って実現されたそうです。

竹口さんが作るパンに味わい深さを感じたことを伝えると、「パンに使う天然酵母の種は3日かけて起こします。酵母がじっくり育つことで生地に深い旨味と香りが生まれるんです」とのこと。

パンや料理への手間暇を惜しまない竹口さん。だからどの料理もパンも心のこもった幸せな味がするのだとわかりました。

「1人で作っているのでランチやパンの数は限られますが、その分お客様にはゆっくり楽しんでほしい」と語る竹口さん。そんな想いが詰まった『Pain Cafe Luc』は何度も訪れたくなる、そんなお店です。

場所
Pain Cafe Luc（パンカフェルク）
（明石市桜町6-20）

営業時間
月曜日、木曜日、第2・第4土曜日
パン販売 10:30～16:00
ランチ 11:00～16:00（L.O.15:00）
※パン、ランチともに売り切れ次第終了

定休日
日、火、水、金曜日
第1・3・5土曜日

駐車場
無