ミニ四駆「レーサーズボックス」がトミカサイズに あの日のワクワクがよみがえる
ミニ四駆を詰め込んだケースを片手に、友達の家やおもちゃ屋さんへ足しげく通ったあの日の記憶がよみがえるかのよう。
タカラトミーは11月14日、公式Xの投稿で「トミカプレミアムunlimited ミニ四駆レーサーズボックス(トミカ付き)」を発表しました。発売は2026年1月で、価格は6050円(税込)です。
■ 形状をほぼ当時のまま再現したレーサーズボックス
今回の商品は、タミヤとのコラボによる正式ライセンスアイテムで、最大6台のトミカを収納可能。あの透明のボディに持ち手の形状、そして「RACER’S BOX」のロゴまでもがほぼ当時のまま。ひと目見た瞬間、胸の奥が熱くなるような懐かしさがこみ上げます。
ケース内部には取り外し可能なブルーの仕切りトレイが付属。3分割されたトレイにトミカを並べると、まるで大会に向けてマシンを調整していたあの頃の記憶がふっと重なります。ケース本体側にも3台収納でき、合計6台をスッキリ収納。
工具やカスタムパーツを入れて持ち運んでいた昔のスタイルそのままに、子どもはもちろん“元ミニ四駆レーサー”の大人たちも楽しめる作りです。まさに「当時の思い出に今のトミカを入れて遊べる」という夢のケースです。
■ 付属トミカには「シャイニングスコーピオン」3台
今回のレーサーズボックスには、アニメ「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」に登場したマシン「シャイニングスコーピオン」のトミカが3台セットで付属。
しかもこの3台、ただのカラーバリエーションではありません。1996年発売のSFCソフト「ミニ四駆 シャイニングスコーピオン」を遊んだ人なら覚えているはず。ゲーム中、プレイヤーの熟練度が上がるにつれ、青→紫→ピンク→赤という順にマシンが進化し、スピードアップするあの胸熱演出。
今回の3台はそのカラー変化を忠実に再現したもの。ファンにとっては、あの日テレビの前でワクワクしながらプレイした記憶が一気によみがえる仕様です。別売りで通常カラーのブルー版(税込1430円)も発売されるため、揃えて並べてコンプリートしたくなること間違いなし。
後発のスーパー2シャーシではなく、当時のままのスーパー1シャーシを採用している点も、たまらないポイントではないでしょうか。
■ 大人も子どもも楽しめる令和のレーサーズボックス
当時を知る大人にとっては、あの日胸を高鳴らせていた、ミニ四駆という文化そのものが詰まったアイテム。今の子どもたちにとっては、好きなトミカを入れて持ち歩ける宝箱。
世代を超えて楽しめる、そんな「時間をつなぐ玩具」として、今回のレーサーズボックスは確かな存在感を放っています。あの頃の気持ちを思い出したい人も、子どもと一緒に楽しみたい人も、発売日のチェックをお忘れなく。
<参考・引用>
タカラトミー(@takaratomytoys)
(山口弘剛)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025111501.html