各地区自慢の獅子舞に拍手 伝統文化祭
今年で5回目を迎えた赤穂市伝統文化祭が15日、中広の赤穂化成ハーモニーホールであり、市内3つの獅子舞保存団体が自慢の演舞を披露した。
少子高齢化や人口減少などで担い手不足が課題となる中、伝統文化の重要性を再認識しようと「地域伝統文化保存事業実行委員会」(委員長=尾上慶昌教育長)が2017年に始めた行事。毎回参加団体を入れ替えて昨年までに19団体が出演し、今年は上仮屋、高野、上高谷の3団体が登場した。
約600人が来場。祭り見物が大好きだという尾崎の70代男性は「地元以外の獅子舞を見る機会はないので、こういうイベントはありがたい。どの地区も頑張って伝統を残してほしい」と舞台に拍手を送っていた。