逗子市 指定ごみ袋デザイン表彰 佳作含め12人
逗子市は2月15日、市制70周年を記念し募集した、指定ごみ袋デザインの採用作品と佳作入賞作品の作成者を表彰した。
「燃やすごみ用・不燃ごみ用袋」に採用されたのは大久保建志(たけし)さん(51)の作品。「ごみをへらして住みよい街」という標語と合わせ、海上から街を見たデザイン。「ごみが減った時の逗子のまちをイメージした。浜から江の島や富士山を見る機会は多いが、逆に海から陸を見る目線は少ないと思って描いてみた」と作品の意図を語った。
「生ごみ用3リットル袋」には横堀花菜さん(19)の作品を採用。地中に生ごみが埋まっていて、地表から植物の芽が出ているデザイン。「生ごみで豊かな大地に!」という標語の通り、「生ごみを分別すると、大地の栄養にもなる」ことを表現した。
「生ごみ用10リットル袋」は沼間小4年生の石井結菜さんの作品。笑顔の地球の上に星が輝くデザインで「生ゴミはゴミじゃない」と書き添えた。「地球もキラキラするくらいきれいになればいいと思って描いた」と話した。
佳作入賞者の名前は次の通り(敬称略)。▷池末藍▷岩崎海輝▷沖野天寧▷菊池一咲▷細目のどか▷植山千尋▷高瀬桜▷田宮はるか▷出村哲平▷森重湧太▷三浦ふみ▷ティノコ七海
各作品は市のウェブサイトで見ることができる(「逗子市ごみ袋デザイン」で検索)。