三浦ロカビリーまつり 三崎を揺らせ
1950年代に誕生した音楽「ロカビリー」を鳴らして港町を元気に──。
昨年、1千人超を集めた人気イベント「三浦ロカビリーまつり2024」が11月4日(祝)、三崎のうらり2F展望デッキを会場にして開かれる。3回目を数える今回もフリーライブ形式。各地からロカビリーファッションに身を包んだファンが集結する。
ロカビリーは、カントリー・ミュージックとリズム・アンド・ブルースを組み合わせた音楽ジャンル。80年代にパンクロックと融合してリバイバルした「ネオロカビリー」とともに根強いファンが存在する。日本のネオロカブームの中心的バンド「マジック」のメンバーで横須賀市追浜町出身の山口憲一さんが、約20年前に三浦市内でロカビリーグッズを扱うショップを開店したことで、界隈のロカビリー好きが集まり出し、コミュニティーを形成。三浦市民マラソンにロカビリーファッションでのぼりを持ちながら走るなどファン同士の親交を深めてきた。そうした活動の延長線上として、ロカビリーを普及させるフリーライブの企画が持ち上がった。
出演は山口さん率いるトリオバンド「山口憲一&ロカビリー・スペシャルズ」、歌謡曲をロカビリーのアレンジで聴かせる「シツレイ・キャッツ」、結成37年の横須賀出身バンド「キャメルクラッチ」ほか。午前11時から午後5時。問い合わせは三浦ロカビリーまつり事務局【電話】046・888・2157。