ソラリスとCalTaが技術連携。ミミズ型管内走行ロボット「Sooha」の映像データがデジタルツインソフト「TRANCITY」に対応
株式会社ソラリスとCalTa株式会社は、ミミズ型管内走行ロボット「Sooha」で撮影した映像データを活用し、デジタルツインソフトウェア「TRANCITY」上で3D・点群データを最適生成できるサービスを開始した
配管内を自在に移動できる世界初のミミズ型管内走行ロボットSoohaをTRANCITYに対応させることで、配管内部をデジタルツインで再現し、設備管理の効率化に寄与するとしている。
また、2024年7月24日(水)~7月26日(金)に東京ビックサイトで開催される「メンテナンス・レジリエンスTOKYO2024」に出展する(東4ホール、M4-275)。実際の配管を模した管路内を「Sooha」が走行する実演や、「TRANCITY」の立体的な地図基盤によって、建物の外観から小口径管路の中まで見られるSooha×TRANCITYの連携デモを展示する。
ソラリスが提供する「Sooha」は、空気圧人工筋肉でミミズの移動様式をロボット化し、従来技術では困難だった直径100mm等の小口径配管内を自立走行できる世界初のロボットだ。ヘッド部に搭載されたカメラで配管内部の動画を撮影できる。
CalTaが提供する「TRANCITY」は、スマートフォンやドローン、ロボットなどで撮影した動画データをアップロードするだけで、電子地図上に3D・点群データが自動生成され、時系列表示バーで管理が可能なデジタルツインソフトウェアだ。
今回、Soohaで撮影された配管内の動画を使い、最も高品質に3D・点群データが生成できるよう、SoohaとTRANCITYを最適化させることで、配管内部がデジタルツイン空間に効果的に再現されることになるという。これを用いて、配管内部の損傷箇所の位置や長さの特定が可能となり、設備管理の効率化に寄与する。
ソラリス
CalTa