ヘンリー王子夫妻、ポルトガルで別荘を購入した本当の理由は「投資目的」か
ポルトガルに豪華別荘を購入したヘンリー王子とメーガン妃が、その理由について新たな話題が持ち上がった。夫妻は10月に海岸線沿いの美しい村メリデスに物件を購入したと報じられた際、ヨーロッパ滞在時の拠点として利用されると伝えられた。これに対して王室記者は、夫妻がNetflixなどで得た巨額の収入を運用するための投資目的であると述べた。
【写真】昨年9月、ポルトガルの住居にヘンリー王子夫妻を招待した従妹夫妻
現地時間10月17日、ヘンリー王子とメーガン妃がポルトガルのアレンテージョ地方の村メリデスにある「コスタテラ・ゴルフ&オーシャン・クラブ」の物件を購入したと英メディア『The Telegraph』に報じられた。
メリデスは首都リスボンの南にある大西洋に面した村で、世界中の富裕層を引き付けるプライバシーを提供している。物件がある「コスタテラ・ゴルフ&オーシャン・クラブ」には300もの施設が完備されるなど、プライバシーが十分に保たれている。
ヘンリー王子とメーガン妃は2023年9月、ドイツで開催された「インヴィクタス・ゲーム」閉幕後、非公式にメリデスを訪れていた。現地メディアは当時、ヘンリー王子の従妹ユージェニー王女からの招待を受けて、秘密裏に計画が進められたと伝えていた。
ユージェニー王女の夫ジャック・ブルックスバンク氏は、「コスタテラ・ゴルフ&オーシャン・クラブ」を所有する不動産王マイク・メルドマン氏の企業「メルドマンズ・ディスカバリー・ランド・カンパニー」で働き始め、その後マーケティングと販売、プロモーションの担当者となった。
ポルトガル駐在となったジャック氏には、開発区域内の豪華な住居が提供された。これによりユージェニー王女は、息子オーガストくん(3)、アーネストくん(1)と共に英国とポルトガルを行き来している。
ヘンリー王子夫妻は滞在中にメリデスの美しさに魅了され、その後、現地で別荘購入を決意したと伝えられている。
夫妻は英国の住居だったフロッグモア・コテージからの退去を余儀なくされたため、ヘンリー王子は帰国時にホテルや知人宅に滞在するようになった。
メーガン妃は英国でのイベント出席を拒否してきたが、ポルトガルに別荘があれば、息子アーチー王子(5)や娘リリベット王女(3)を連れてくることが容易になる。
ある情報筋は英メディア『Closer』の取材に応じ、「ポルトガルでの物件購入は、メーガン妃の抜け目のない選択です」と述べ、こう続けた。
「彼女は王族がヘンリーをコントロールし、自分抜きで公務復帰させるのではないかと心配しています。そのため自分が孤立しないよう、積極的に行動する必要があります。」
「セキュリティが十分であると判断された場合、アーチーとリリベットを祖父チャールズ国王に会わせることを認めるでしょう。」
一方、王室記者ブロンテ・コイ氏は、英メディア『The Sun』のポッドキャスト番組『Royal Exclusive』にゲスト出演した際、夫妻が別荘を購入したのは滞在目的ではなく、Netflixなどとの大型契約で得た巨額の収入を維持するための投資だと主張した。
ブロンテ氏は「このことは夫妻が王室離脱後、思い描いていた経済的キャリアを築けなかったことを物語っています」と言い、さらにこう説明した。
「昨年、Spotifyとの契約が終了し、Netflixとの契約も終わりに近づいています。彼らは、当初予定していたほどの作品を制作できていません。」
「彼らは別の計画を立てる必要がありました。『ハリー&メーガン』のシリーズが終わり、ここ数年は次回作についての憶測が続いていました。」
「そして、次に何ができるかと考えた時、大きな投資という結論に至ったのでしょう。これは堅実な投資のようです。さらに、彼らは他の収入手段にも目を向けているようです。」
ポルトガルの別荘について、ヘンリー王子夫妻は値上がりするのを待つのか、貸し出す意図があるのかは不明だが、他の関係者は「夫妻はお金を賢く使っている」と語っている。
夫妻が米カリフォルニア州モンテシートに所有する豪邸は、24時間体制の警備やスタッフ、その他の維持費などに多額の費用がかかっている。そのため夫妻は、今後数年間で多くの資金を不動産に投入する計画だと言われている。
画像は『The Prince and Princess of Wales Instagram「“Meghan and I are incredibly excited to meet so many of you representing the future of the Commonwealth.”」』『Princess Eugenie Instagram「Happy Birthday to you my love.」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)