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30代40代50代…年代別にみる夫婦の危機とは? 2つの対策とともに考える

コクハク

ずっと仲良し夫婦でいたいけど(写真:iStock)

 長い結婚生活を送っていると、いろいろな課題や困難に心が折れそうになることがありますよね。実は「夫婦の危機」は、年代別に傾向があるようなのです。末長く仲良し夫婦でいるためにも、今回は年代別に訪れやすい夫婦の危機や、今から心がけたい対策をご紹介します。

年代別に注意しておきたい! 訪れやすい夫婦の危機ポイント

 まずは、各年代別にどのような夫婦の危機が訪れやすいのかをみていきましょう。

1. 30代に訪れやすい夫婦の危機

すれ違いから離婚に(写真:iStock)

 30代夫婦に訪れやすいのは、夫婦共働きによるすれ違いです。仕事や家事・育児で忙しく、夫婦の時間やスキンシップを取れない場合に、心のすれ違いが起こり、離婚にいたる夫婦が多くみられます。

2. 40代に訪れやすい夫婦の危機

40代は一番離婚しやすい?(写真:iStock)

 実は40代は、一番夫婦の危機に陥りやすい年代といわれています。多いのは、同窓会やSNSなどをきっかけにして充実した他人の家庭をみて、不満を募らせるパターン。

 結婚当初から薄々感じてはいたけれど見てみぬ振りをしていた「小さな不満」が露わになり、40代ならまだ人生をやり直せるとの思いから、離婚に踏み切るケースがあります。

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3. 50代に訪れやすい夫婦の危機

我慢していたけれど(写真:iStock)

 50代は、子育てがひと段落して、夫婦で向き合う時間が増えてくる時期ですよね。いわゆる熟年離婚をする人が増えるタイミングでもあります。

「子供が自立するまでは」と我慢をしていた夫婦が、離婚を選択するケースは珍しくありません。

4.60代に訪れやすい夫婦の危機

 60代といえば、夫が定年退職して朝から家にいるようになり、今までと生活リズムが大きく変わるタイミングです。

 この時期になると、夫の退職金を含めて財産分与での受け取り額も増えるため、元気なうちに離婚して金銭的にも安定したい思いが離婚への行動を促すのかもしれません。

年代別の夫婦の危機を乗り越えるには? 2つの対策

 浮気や不倫など突発的な原因は別として、ほとんどの離婚原因には「蓄積された不満・我慢」が隠れています。

 そうならないためにも、2つの対策をみていきましょう。

1. 冷静な話し合いができる関係性を作る

冷静な話し合いを(写真:iStock)

 生きている間に起こる困難自体を事前に避けるのは至難の業。

 ですが、日頃からしっかり夫婦で話しあえる関係性を作っておくことで、乗り越えられる困難はあるでしょう。感情的に怒鳴ったり、一方が我慢したりする関係性では、いつかすれ違いが起こってしまいますよね。

 そうならないためには、普段から小さなことでも「落ち着いて話し合う習慣」をつけておくのは、円満な夫婦の条件といえるでしょう。

2. 相手をコントロールしようとしない

夫をコントロールしようとしていない?(写真:iStock)

 たとえ夫婦であっても子供であっても、他人を自分の思い通りにコントロールするのは不可能です。相手にも心があり、それぞれの人生を生きているからです。

 離婚する人の多くは、相手に「こうなってほしい」と期待し、コントロールしようとする傾向があります。

 それよりも、なにか起こった時に、自分の捉え方を変えてみる、自分の行動を変えてみるといった考えができると、結果的に相手の行動もいい作用がもたらされ変えるものです。ぜひ覚えておいてくださいね。

年代別の夫婦の危機を乗り越えるには普段の関係性が重要

 たった2つの対策方法ですが、今のうちに円滑に話し合いのできる関係性を作り、相手をコントロールせずに自分の行動を変える視点に気づくことができれば、ほとんどの夫婦の危機は乗り越えられるはずです。

 すれ違ったら話し合って解決し、不満が起きたら自分の捉え方から見直してみると、毎日がより楽しく夫婦の絆も深まっていきますよ。

(恋バナ調査隊/ライター女子部)

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