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<不登校・転校・いじめ>成人の集い・二十歳の集いに行かなかったわが子。じつは不参加も少なくない?

ママスタセレクト

今の成年年齢は、20歳ではなく18歳。ただ、多くの自治体が「成人のお祝い」の対象としているのは、その年度内に20歳を迎える人たちです。これまでは「成人式」という名称で開催していた式典は、「二十歳の集い」「成人の集い」などと呼ばれるようになっています。 20歳となった当人にとって大きな記念となる式典ですが、それは親にとっても同じこと。ここまで頑張ってきた子育ての節目のように感じるママもいるでしょう。

実は不参加の人も少なくない?「成人の日」の式典

「成人の日」を過ぎた頃に、ママスタコミュニティにアップされた投稿。20歳になったお子さんがいる方からのものでしたが、お子さんは当日のイベントに不参加だったのだそう。

『うちは行かなかった。「同級生たちと、あまりうまくいっていなかったから」って。本人が決めることだけど、親としてはけっこう寂しい1日でした』

お子さんの意思を尊重して口出しはしなかったものの、内心では寂しさを感じていたようです。 コメント欄には同じ日の式典に「わが子は参加したよ」という報告から「うちも行かなかった」というものまで、さまざまな声が集まりました。

『うちも行ったので見てきたけど、来ていない子も多かったよ。はっきりした人数はわからないけど、クラス数から推測すると全体の2/3くらい』

こちらの方は「見てきた」とのことですが、どうやら今は保護者同伴OKという場合もあるようです。「会場近くを通りかかったら、半分くらいの子が保護者同伴だった」という報告もありました。 高校になると地元以外の学校に進学する子が少なくないため、出身中学校をベースに開催されることが多い式典。「中学校のクラス数×1クラスあたりの人数」を基準に、参加している割合を推測したのでしょう。

『うちも行かなかったし、行かない子もけっこういるよ』

投稿者さんはなんとなく「みんなが参加するもの」と考えていたかもしれませんが、先程の報告からもわかるように欠席する子も少なくない様子。「式典は欠席したけど、その後の同窓会には参加した」というコメントがいくつかあったので、当人たちが重きを置くのは同窓会。式典は、そのオマケくらいに考える人もいそうです。

参加したくない、できない。その理由はさまざま

投稿者のお子さんは学生時代にいい思い出がないため不参加だったようですが、同様の理由で参加しなかったというコメントもありました。

『うちも「中学校の同級生と会いたくないから」と、出席しなかった。思い出したくないらしい』

「私も小中といじめられていたから、参加しても孤立するのがわかっていた。行きたくなかったな」「娘は小学校の友達と、あまり話をしたくなかったみたい。行くには行ったけど、早く帰ってきた」など、それぞれの事情があるようです。幼稚園・保育園時代の記憶は薄いかもしれませんが、小学校・中学校の嫌な記憶はしっかり残っているものです。そう考えるとなんの躊躇(ちゅうちょ)もなく参加できるのは、学生時代にそれほど嫌な思い出がない人なのかもしれません。

『うちは子どもたちが高校1年生・中学2年生のときに引っ越ししている。長子は知り合いがまったくいない会になってしまうのだろうな』

引っ越した時期によっては、その可能性も大いにあります。思い入れのある同級生たちがいる地域の式典に出席できればいいのですが、難しいのでしょうね。

『コロナ禍だったので、遠方にいた息子は参加できなかった。息子より私のほうが悔しかった』

投稿者さんもそうですが、出席できなかったことで親としてのひとつの節目が失われたように感じてしまうのかもしれません。

『私自身は行きたかったけど、経済的に無理だった。母親が「成人式なんて行かなくていいよね」と言うから、言い出せなかった。いろいろな家庭があるね』

諦めるしかなかった方からのコメントです。「行きたくない」だけでなく、「行きたいけれど、行けない」場合もあるのです。

記念写真やお祝いの食事。式典だけが「成人の日」ではない

『前撮りの写真だけ、写真館で撮ったよ』

式典には参加しなかったけれど、写真だけ残したというコメントもいくつかありました。式典当日は衣装や着付けの予約をするのも大変ですが時期をずらせば空いているでしょうし、写真だけでも記念に残しておけるといいですよね。わざわざフォーマルな格好をしなくても、お気に入りのファッションで、一緒に家族写真を撮るのもよさそうです。

『私も不参加だったけど、春休みに帰省をしたら母が振り袖も美容院も写真屋さんも予約していた』

お母様が「どうしても振袖姿を見たい」と予約していたそうで、車で往復3時間かけて、きれいに着付けた晴れ姿をおじいちゃんおばあちゃんに見せに行ったといいます。「親孝行、祖父母孝行の面もあるから、投稿者さんもリクエストしていいと思うよ」と教えてくれました。 ただ、投稿者のお子さんは撮影さえもひどく嫌がっているとのこと。

『家族でちょっといいお店に外食に行ったらいいよ。式典だけが成人の日の過ごし方じゃない』

お祝いをする方法は、式典に出席するだけではありません。「うちも行かなかったけど、自宅でお祝いした」「後日一緒にフレンチに行き、シャンパンで乾杯したよ」といったコメントもありました。20歳になればお酒も飲めるわけで、祝杯は成人となった節目としてもぴったりです。

どうやら遠方住まいの投稿者のお子さんは、成人の日には帰省をしなかったとのこと。ただ、こうしたみなさんのアドバイスを受け「次に帰ってくるタイミングで、お店に誘ってみようかな」と、気を取り直したようです。世間や自治体に用意された節目ではなく、投稿者さん親子なりのカタチの節目。一緒に食事に行って思い出話をたくさんするのも、素敵な成人の思い出になるのではないでしょうか。


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