「インクが出なくなったボールペン」の“書く以外”の意外な活用アイデア「簡単に開く」「確かに便利」
使い込んでインクが出なくなったボールペン、どうしていますか? もう書けないけれど、そのまま捨てるのはなんとなくもったいない……。今回は、そんな不要になったボールペンの意外な活用術を見つけたので試してみました。
「インクが出なくなったボールペン」は取っておこう
インクが出なくなったボールペン、どうしていますか? 書けなくなったとはいえ、ペン自体の構造や素材がしっかりしていると、捨てるのはもったいないと感じる人もいるでしょう。
そこで調べてみたところ、インクが出なくなったボールペンを生活に活かせる意外な方法を見つけたので、実際に試してみました。
「インクが出なくなったボールペン」を梱包の開封に活用
カッターナイフを使うと梱包の中身を傷つけることがある
宅配便の荷物を開けるときにカッターナイフを利用している人は多いでしょう。カッターナイフは手軽に使える便利な道具ですが、使い方に気をつけなければ中身まで切ってしまうことがあります。
特に薄手の封筒や緩衝材がしっかり入っていない箱の場合、勢いよく刃を入れると思った以上に深く切れてしまい、肝心の中身に傷がついてしまうことも……。そんなときは、カッターナイフの代わりにインクが出なくなったボールペンを使用すると便利です。
ボールペンの芯なら中身を傷つけずに開封できる
ボールペンの先端は細くて硬いため、ダンボールの隙間やテープの継ぎ目に差し込んでから少し力を入れて滑らせれば、しっかり封が開けられます。
カッターと違って刃がないため、中身を傷つける心配が少ないのもメリット。荷物の中に繊細な商品や薄い紙類が入っているときでも、カッターと比較すると安心して使用できます。
きれいに開封することができました!
【注意点】梱包が頑丈な場合はかえって手間がかかることも
ただし、ダンボールが硬かったり、梱包が何重にも重ねられていたりする場合は、ボールペンの芯だけでは開封が難しいこともあります。無理に力を入れて使うと芯が折れてしまったり、手を痛めたりする恐れもあるため注意しましょう。
ボールペンの芯は、あくまで軽めの梱包向け。しっかりした荷物には、安全な刃物を使って慎重に開けることをおすすめします。
不要になったボールペンを梱包開封に役立てよう
カッターナイフの代用として不要になったボールペンを利用したところ、軽めのテープや簡易包装の荷物であれば、芯の先を使ってスッと開けることができました!
ボールペンはカッターナイフに比べて安全性が高く、小さな子どもがいる家庭でも安心して使用できるのも嬉しいところです。インクが出なくなったボールペンが手元にある方はぜひ試してみてくださいね。
糸野旬/ライター