福祉の窓口が原町田に 社協サポートセンター 市内5カ所目
身近な生活の困りごとや福祉などについて相談に乗ってくれる「まちだ福祉〇(まる)ごとサポートセンター町田」が先ごろ、町田市民フォーラム(原町田)4階の町田市社会福祉協議会(鈴木忠会長)内に開所した。
5カ所目
「どこの機関に、どのように相談したらいいかわからない」といった悩みや、「近所に心配な人がいる」などについて、常駐する地域福祉コーディネーターが対応。適切な支援機関につなぎ、事前確認や相談内容の整理などを行う。サポートセンターの開設は堺・鶴川・忠生・南地区に続き5カ所目で、これで全てのエリアへの設置が終了した。
8050問題など
80代の親が50代のひきこもりの子どもの生活を支える「8050問題」や、子どもが家族の介護などを日常的に担うヤングケアラーなどといった問題について対応していく方針といい、利用者からは「相談内容の整理をしたかったので助かった」などの感想や、「きょう、どうしても気を紛らわせたかったので話を聞いてもらえてよかった」という声が集まっている。
「一歩目として」
社協の担当者は「相談に踏み出す一歩として活用してもらえれば。なんでも気軽にご相談ください」としている。
施設、相談に関する問い合わせは同センター【電話】042・732・3501へ。受付時間は月〜土曜日の午前8時30分から午後5時まで(年末年始・祝日は休業)。