新港町「ジーライオンアリーナ神戸」に導入される『映像&音響設備』が決まったみたい。屋内アリーナ最大級の「LEDビジョン」など
新港第2突堤に建設中の「GLION ARENA KOBE(ジーライオンアリーナ神戸)」に導入される、映像・音響をはじめとした『演出設備』が決まったみたいです。神戸市中央区新港町130-2
兵庫県内で最大規模のコンサートやスポーツイベントなどを催せる新アリーナ「GLION ARENA KOBE」。2025年4月の開業に向け、着々と工事が進められています。
新港町『ジーライオンアリーナ神戸』の外観ができ上がってきてる。横の「浅瀬」も進化中
2024年7月7日
「GLION ARENA KOBE」では、B.LEAGUE「神戸ストークス」のホームゲームが行われるほか、音楽ライブや企業のセミナー・内定式など様々なイベントの開催が予定されており、映像や音響などの設備にもこだわっているようです。
大型映像設備
壁面LEDビジョン
屋内アリーナ最大級となる横幅24m、高さ13m、面積312㎡のLEDビジョンをアリーナ東側一面に常設で導入。神戸ストークスの試合では、選手のプレーやスピーディーな試合展開を大迫力かつ高精細に映し出すことで、アリーナを熱狂の渦に包み込みます。
センターハングビジョン
常設機材として天井から吊り下げられた昇降可能なセンターハングを導入。興行の形態に合わせて昇降段階を調整することで、様々なイベントに対応可能です。外側のメインビジョンだけでなく、インナービジョン、コーナービジョンを組み合わせた合計12面構成で、アリーナ内のどの座席からも映像演出を楽しめます。
リボンビジョン
アリーナを270度囲む全長183mの横長ビジョンを観客席上に設置。他ビジョンと連動した演出によって、アリーナの熱狂と一体感を増幅させます。
映像送出システム
アリーナ内のLEDビジョンを連動させた演出を実現する「Ross Video社」のシステムを導入します。2Dだけでなく、3Dコンテンツや高解像度のCG描画なども送出可能で、LEDを最大級活用したダイナミックな映像体験が楽しめます。
音響設備
世界のトップブランド「d&b audiotechnik社」のハイグレードスピーカーを常設導入。
綿密な音響シミュレーションを行い、アリーナの形状に合わせた機材・設置位置による良質かつ臨場感ある音響は、「会場のどこにいても均一に最高の音で聞こえる」んだそう。d&b audiotechnik社が「アジアNo.1クオリティの設備」と謳うスピーカーです。
座席設備
アリーナ施設は、地上7階建て、延床面積約32300㎡、総座席約10000席を予定し、視認性の高い馬蹄型の形状でどのエリアからもステージの臨場感を体験できる設計になっています。
また、観戦に最適な傾斜角度を算出し、アリーナ上部をはじめどの席からもステージが見やすいようにデザイン。
設計・施工は、国内のスタジアム・アリーナで多くの導入実績を持つ「コトブキシーティング社」が担当し、全席クッション付きのシートにカップホルダーを搭載するなど快適な観戦体験ができます。
VIPエリアでは、座り心地をさらに高めた最上級のシートを用意し、他アリーナと一線を画すラグジュアリーな体験を楽しめます。
ネットワーク設備
「NECネッツエスアイ社」の設計のもと、スポーツ、音楽ライブをはじめとしたエンタメイベント利用にも耐えうる強靭なネットワークを構築。
アリーナ内はもちろん、アリーナ外における利用シーンを想定した広範囲なWi-Fiの構成でイベント主催者、来場者の快適な通信環境をデザインしています。
バスケットボール機材設備
バスケットゴール
神戸ストークスの試合で使用されるバスケットゴールは、NBAの試合でも使用される世界水準の「SPALDING社」のゴールを採用。ストークスグリーンでカラーリングし、ホームゲームの一体感を醸成します。
リモートカメラ
アリーナ内に計8か所以上のリモートカメラを設置予定です。ゴールに設置するカメラでは、ダンクシュートや選手同士の競り合いといったプレーがリプレイ可能であり、試合の臨場感、緊迫感や勝負に懸ける選手の表情を楽しめます。
ショットクロック
コートサイド、ゴール裏、上層階など、どの観客席からも視認性が高いダクトロニクス社の3面ショットクロックを導入し、快適でストレスのない試合観戦に。
外観・内部設備ともに、だいぶ完成後の姿が見えてきましたね。
「神戸ストークス」では、公式ファンクラブ「STORKS MEMBERS」の新シーズン入会受付も始まっています。新ホームアリーナ「GLION ARENA KOBE」での試合は、2025年4月5日・6日の 第30節vs山形ワイヴァンズが初戦になるようです。
気になる人は「神戸ストークス」の公式サイトからチェックしてみてください。