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【胎内回帰】待望の「星空グランピング」完成!本格サウナで、大自然に抱かれ整う贅沢 ― ロイヤル胎内パークホテル ―

にいがた経済新聞

四季折々の自然に包まれ

胎内高原の「河畔の城」ロイヤル胎内パークホテルに、新たにグランピング施設が完成した。

自然の魅力が満載の胎内高原に、またひとつアウトドアアクティビティの魅力が加わったのだが、そこで過ごす時間には想像以上の贅沢が詰まっている。

グランピング施設が設置されたのは、同ホテルの旧プール棟で、テニスコート3面を優に超える広大なスペース。ウッドデッキ上ににドーム型グランピングテントが2張り設えられている。1日2組の利用限定。

ホテルのフロントでチェックインした後、館内を通ってグランピング施設へといざなわれる。この時間がわくわくする。

素晴らしい胎内高原のロケーションを背景に

ホテルを抜けると目の前に広がる景観に、まず心を奪われる。目前に胎内川が流れ、その奥には雄大な雪山の景色。ホテルのバルコニーのような場所にあり、実際はホテルの建物をばっくにしているのだが、まるで360度を自然に囲まれているような「没入感」。

この季節は雪山であるが、目にまぶしい新緑、目に鮮やかな真っ赤に燃える紅葉など、四季折々の極上な景観に包まれたシチュエーションにはワクワクが止まらない。

夜になると、そこを包む満天の星空。この地は、毎年8月に「胎内星まつり」が開かれ、世界から天文ファンが訪れるほどの星空に恵まれる。そんな極上の時間が訪れる。

テント内はかなりゆったりしたつくりで、大人が快適に過ごせる空間が確保されている。セミダブルベッドが2台、エアコン、冷蔵庫も完備。ソファくつろぎながら広く設計された窓から胎内高原の美しい景観を楽しむことができる。ソトアソビも楽しいが、目に優しいナチュラルカラーで統一されたテント内でくつろぐ時間もまた格別だ。

テントは2張り。こちらは「そら」の内観。ハンモックが嬉しい

こちら「もり」の内観

特設サウナ、大自然の中で外気浴「整い無双」

ロイヤル胎内パークホテルのグランピングを利用したら、やはりサウナを満喫したい。昨今サウナシーンは、スーパー銭湯などの施設を飛び出し、アウトドアへとステージを移している。

サウナで汗をガツンと汗をかいて外気で覚ます、その時おとずれる幾秒かに、人の精神は鋭敏になり、イマジネーションや感受性が掻き立てられる瞬間が訪れる。これが「整う」状態なのだが、その「整う」時間を自然の中で迎える多幸感から、アウトドアサウナへの流れは必然。それは、人生を堪能する楽しみ方―ヒュッゲ―を熟知する北欧の人々のスタイルそのものだ。

贅沢な「ほぼほぼプライベートサウナ」

テントが2張りで、サウナ施設はひとつではあるが、動線も含めてプライベート空間は守られ、心行くまで整うことができるのが良い。

サウナは熱されたサウナストーン(香花石)に水を回し掛けることで蒸気を発生させるセルフロウリュ(LOTLY)式。一気に発生する蒸気が熱を帯び、その熱が体の芯に届くのがわかる。このグッとくる熱気が、サウナ好きにはたまらない。ロウリュの快感、その熱を外の水風呂で急激に覚ます。眼前には美しい雪山、という非日常。脳内がいっぺんに覚醒するのがわかる。この快感は、一度味わったら忘れられない。

ロウリュを説明するのはロイヤル胎内パークホテルの橘常務

最高のディナーと美肌の湯も

ロイヤル胎内パークホテルのグランピングは、アウトドアの魅力とともに、一流のリゾートホテルクオリティも堪能できるのが良い。

グランピング利用者しか味わえないスペシャルディナー

ディナーと朝食はホテル内のレストランでいただく。池田一秀料理長が手掛ける地元の豊かな食文化、食材を活かした極上ヨーロピアンが評判だが、グランピング利用者には特別に設えたメニューを提供。特製のチーズフォンデュや窯炊きパエリアなど、アウトドアテイストも反映された贅沢な内容は、前菜からデザートに至るまで愉悦の連続。それはホテルの宿泊者には味わえない特別な味覚だ。

また同ホテルは温泉自慢でも知られる。開湯が2001年と、比較的新しい新胎内温泉だが「ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉」という特徴的な泉質は、全国の温泉マニアにも評価が高い。まるで「天然の化粧水」のようなトロみのある湯が、しっかり肌を覆い、保湿する。この独特の快感はこの湯でしか味わえない。

さらに展望露天風呂「宙の箱舟」が圧巻。まるで満天の星空に抱かれながら湯に身を任せる。非日常感はマックスに。ついつい時間を忘れそう。

テントに戻り、今日一日を回想しながらソファーで過ごす。ゆったりと流れるチルな時間、窓の向こうに広がるのは、明かり一つない真っ暗な高原の暗闇だが、見上げると満天の星空が。

胎内高原の自然とサウナ、これだけでも十分魅力的なグランピングだが、とても付加価値の多い1日となる。古くからのリゾート地であり、周囲にアクティビティは満載なのだが、グランピングの利用者はおそらくここから動きたくなくなるのではないか。

宿泊料金【1泊2日、夕朝食付き、平日料金】は大人31,900円(税込)、小学生18,150円、幼児9,900円。ある意味、ロイヤルスイートより贅沢な1泊2日は、ここにしかない価値がある。

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