1年を充実して過ごすために書いた“1年後の自分への手紙”
「良い花は後から」ということわざがあります。先に咲いた花よりも、後に咲いた花の方が美しいという意味を持つこの言葉。人生も同じだと思いませんか? 酸いも甘いも経験した40代頃からのほうが人生の豊かさを感じられるようになります。そんなことを意識しながら生きているkahoが日々思うことをお届けします。
休むことの大切さを実感した年末年始
2025年がスタートして1週間が経った。娘の学校もはじまり、早々と日常が戻ってきた。
フリーランスである私たち夫婦は、休もうと思えば休めるし、仕事をしようと思えばやることはあるという状態で年末年始を過ごすことが多い。たいていは、1日のどこかで数時間パソコンを開いて仕事をする。1日に1回もパソコンを開かないということはほとんどない。でも、この年末年始は珍しく2人とも一週間パソコンを開かなかった。
昨年末から続く不調を年末の実家で癒そうと思っていたので、体も心も脳みそもしっかり休ませるために時間を過ごせた。
この、パソコンを開かず全く仕事をしない5日間は、私たち夫婦にとってものすごく贅沢な時間で驚くほどエネルギーチャージができた。
年明け、久しぶりにパソコンを開いてみると、キーが軽快に打てる。書くべきことがスラスラと出てくる。
枯渇していた脳みその中が瑞々しい水分で満たされたような感じがしている。
休むって大事! ちょっと休むとかではなく、思いきり、しっかり休むってすごく大事!
共にフリーランス歴13年の私たち。ようやく、「休む」ということの大事さと意味を理解できたかもしれない。
おかげで、2025年は仕事はじめからとても仕事がはかどっている。
細く長く続くご縁
年始の挨拶を送ろうと、LINEに並ぶ友人たちに順番に年賀状を模した画像と「あけましておめでとう」を送った。
普段から連絡を取り合う人は決まっているので、LINE登録リストをじっくり見る機会はあまりない。
さかのぼると、「元気してるかな?」と思う人がいたり、「この人、誰だっけ?」と思うような名前があったりしておもしろい。
何年も連絡を取っていないから、わざわざ年始の挨拶を送る必要はないかと思う人もいれば、久しぶりに連絡をしてみよう! とLINEを送った人もいる。
2024年の私は”心の鎖国”時期が長かったので、限られた人とだけ交流をするような1年を過ごした。その反動なのか、今年の年始は、LINEに登録されている人の7割ほどの人に何かしらの連絡をした。
その連絡がきっかけになったり、たまたまタイミングがあったりして、年が明けた途端、懐かしい人との再会や食事の約束などが続いた。
もう何年も会っていなかったのに、話しはじめると昨日も会っていたような気分になる人がいる。
ご縁のある人とは、会っていなかった時間なんて一瞬で埋まるものなんだと感じる。
生きていると、たくさんの出会いがあり、濃い時間を過ごしたわりに短い関係で終わる人もいれば、ほそーく長く続く関係の人もいる。
私はどちらかというと、細く長くの人が多いのかもしれない。
そういうご縁がたくさんある人生を送れていることに感謝をした。
フル充電でスタートした2025年
「思考も細胞も、マインドも新しくなった! 私、新しくなった」というのが、私の今年の初夢だった。
自分の身体を見ながら、「ここも新しい」「あ、ここもだ!」と思っている夢を見ながら、「これが初夢? どういう意味?」と思っている自分がいる。
どこからどこまでが夢だったのかは定かではないけど、新しい年の幕開け、自分も新しくなる夢を見たというのはなんとなく縁起がよさそう。
2025年の目標を手帳にぎっしり書き終えた翌日、機会があるとパワーストーンをオーダーしている方から、「今年は攻めていくんですね」という連絡が届き、タイガーアイのパワーストーンが届いた。
ちなみに、「パワーストーンをお願いします」以外の情報は一切送っていないのに、なぜ私が攻めの1年を過ごそうと決めたのを知っているの!? と、ちょっぴり鳥肌が立ったのはここだけの話。
タイガーアイは、「仕事運や金運を高め、物事の本質を見極める力がある」とされている。
年末の思いきった休息。年明けから感じるご縁への感謝。そして、新しい自分がはじまるという初夢。
そこに届いた、富を引き寄せると言われるタイガーアイ。
2025年が素晴らしい1年になることは確信した。日々できることを精いっぱい実行し、1日を笑顔で終える。
その先に、手帳に書いた今年の目標が達成できる未来がある。
このコラムを、今年の年末に再び見返したとき、私は何を感じるんだろう。このコラムは、1年後の自分への手紙にしよう。
年始に、その年の年末の自分に向けた手紙を書く。これ、けっこうおもしろいかもしれない。
潜在意識インタビュアーkaho/ライター