「食費が少ない人」がじつは買わない“3つの調味料”【月の食費2万円台の達人に学ぶ】
食費の中でも、地味に出費がかさむ「調味料」。あれこれ揃えているとあっという間に食費が増えてしまいます。予算を守るには、買う調味料を取捨選択することが大切です。ここでは、5人家族・月の食費2万円台でやりくりするわたしが「買わない調味料」を3つご紹介します。
買わない1.コスパ重視の調味料
どんな調味料でも、内容量の多い大きなボトルは割安です。ドレッシングにしても、一般的なサイズと1L入りのボトルでは、断然大きい方が割安。
このコスパのよさに惹かれて、“お得だから”と大ボトルを購入するのはNGです。調味料は開封後1ヵ月程度しか持たないものが多いため、使用頻度が低い調味料を大ボトルで購入しても、到底使い切れません。消費できずに処分することになっては、かえってムダになってしまいます。
割安でコスパのよい大きなボトルの調味料は、使い切れるものだけを選ぶことが大切。逆に「必要だけどあまり使わない」ものは、1人暮らしの人向けの小さな商品を買うとムダになりません。
買わない2.簡単に代用できるもの
調味料のうち、「○○の素」は時短できて便利ですよね。いろいろな調味料やスパイスを揃えるよりも割安なので、わたしも普段からよく活用しています。
でも、便利だからといってなんでも素に頼るのは考えもの。家計を考えると、家にある調味料で簡単に代用できるメニューに関しては、素に頼る必要はありません。
炒飯は中華調味料+塩コショウでつくれますし、漬けものも塩昆布や白だしで味つけしたものでも十分おいしいです。○○の素を買いすぎると、食費だけでなく置き場所にも困りますので、「簡単に代用できる素」は買わないと決めています。
買わない3.余計なストック
調味料は未開封の状態だと賞味期限が長いため、特売品を見つけるとストック分を買っておきたくなります。しかし、それもムダ買いのひとつ。
買い置きがあると置き場所にも困りますし、買ったことを忘れて二重に在庫を抱えることになりかねません。きっと、「まだあるのに買っちゃった……」と言う経験は誰しもあるはずです。
食費を余計に使うことにもなりかねませんので、調味料を特売ありきで購入するのは控えましょう。ストックしすぎないよう意識するだけでも、食費はストンと減らせるはずです。
買う調味料は最低限でいい
調味料の買いすぎ・持ちすぎは、食費がかさむだけでなく、管理の手間もかかります。
多ければ多いほど、使い切るのが難しくなってロスが増えてしまうんです。最低限必要なものだけ揃える方が節約になるうえに、冷蔵庫のゴチャつき解消にもつながりますよ。
※食材は一部ふるさと納税の返礼品を活用しています。
※わが家の食費はお米代・お菓子代別です。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア