紫吹淳さん『運命を自分で切り開いていきたい』
昼から夜へと生まれ変わる夕暮れのひと時……Magic Hour。そして、海と緑に囲まれた癒しのリゾートホテルの優雅なリラックス空間で、素敵な景色と音楽を楽しみながら、幅広いジャンルのお客様を迎え、さまざまな話題でトークする番組。
今月のゲストは元・宝塚歌劇団 月組トップスターで俳優の紫吹淳さんです。
ハイアット リージェンシー 東京ベイの1階にあるレストラン『ザ ガーデン ブラッスリー&バー』で開催した、公開収録の模様をお届けします!
今週はさらに紫吹さんを掘り下げていきます!
40代とは…!
昨年11月にお誕生日を迎えられた紫吹さん、また一つ歳を重ねたことに怯えているそう!
紫吹:体力的に変化があるとかじゃないんですけど、年齢の数字を言葉にするとちょっとびっくりしちゃって、私ってそんな長いこと生きてるの?って、、、(笑)
要:そんな、急に歳をとったみたいな言い方(笑)一応毎年積み重ねてますからね?
紫吹:そうなんですけど!(笑)なんかコロナ禍で迎えた誕生日がカウントされてなくて、自分がいくつかわからないんですよね、、
要:確かに、あの三年間はあっという間すぎましたね。
紫吹:そこがカウントされてないから、自分の年齢にびっくりしますね(笑)
近藤:要さんもお誕生日を迎えられましたね!何歳になられたんでしょうか!
要:44歳になりましたね、自分で言うのもなんか変ですけど、、、(笑)
紫吹:おめでとうございます!
近藤:ちょっと抱負を、、
要:もう本当に慌てず、動じず、等身大で、現状維持で頑張っていきたいと思いますね。
なにか変化をするっていうのは、難しい年ごろになってきたので、、衰えないように…!
紫吹:衰えはしますよ~歳は重ねるので!
要:体力とか精神的には衰えますけど…!お仕事やお芝居で自分が役を演じるという事に関しては、クオリティをあげていきたいなと思いますね!紫吹さんは40代はどういうイメージですか?
紫吹:そうですね、、宝塚を36歳で退団したんですけど、40代はもう女がわからない!というような感じだったきがしますね。
要:ずっと男役を演じてきたのでね、
紫吹:これかな?っていう、まだ正解が出ていない、探っている状況という40代だったきがしますね。
近藤:女性の所作はどんな風に学んでいったんでしょうか?
紫吹:そうですね、男性をやる時には映画やドラマなんかの男性をみて学んだことが多かったので、女性の所作を学ぶ時にも、女優さんを見なきゃ!って思うんですけど。気が付くと癖で男性を見ちゃってたりして(笑)だから当時は、女性の方を見ないと!って頭の中をシフトするのが大変でしたね。
『男役、大丈夫かな、、、?』
男役、、といえば、紫吹さんの直近プライベートニュース2つ目は『男役をしている自分に大丈夫?』ということ。
紫吹:宝塚を辞めて、女優宣言っていうのをさせていただいたんですね。そのときに普通はやめたら女優さんに専念するっていう形の中、私自身は、別に財産として男役ができることを武器にしても良いのではないかと思いまして。お話があれば男役もやります!というスタンスできたんですよ。
要:うんうん
紫吹:そこからずっと、2004年に退団して、1年に1回は男役をやってるんです!
近藤・要:へえー!
紫吹:最近もコットンクラブの方で最初から最後まで男役というのを久しぶりにやりまして、めっちゃ疲れちゃったりしたんです(笑)でも、なんかもう良いお年頃なのに、まだ男役なんてやってていいのかな?っていう自分の中で『大丈夫かな?』と思ったりしています(笑)
要:いやいや見たいんじゃないですか?それはもう皆さん!
紫吹:そう言っていただけるので、やってはいるんですけど、、、自分では不安になったりしますね
ドラマと舞台の違いとは?
俳優としてドラマに出演することも多くなった紫吹さん。ドラマの主演と月組のトップ、どんな風に違いがあるのか、伺いました!
紫吹:やっぱり違いますね~両方難しいものはあるんですけど、やっぱり舞台とドラマは別物ですね!私はキャリア的には舞台とテレビでは同じくらいになっているはずなんですけど、やっぱり場数的には舞台の方が多いから、テレビって未だドキドキしちゃいます。要さんは逆じゃないですか?
要:そうですね、舞台の方が、ドラマよりもドキドキしますね。舞台って出たらもうミスができないじゃないですか…!
紫吹:ミスはできないけど、自分でなんとかすれば良いじゃないですか!でもドラマってやり直しがきくけど、やり直し!って言った時の緊張感が嫌じゃないですか…!?
要:みんなシーンってする感じ(笑)
紫吹:なんか、失敗したら皆さんに迷惑かけるっていう、、心臓に悪いです!
要:そうですか!僕は全く逆ですね、舞台の方が、皆さんに迷惑をかけちゃう、セリフが飛んだら次の話にいけないから、、、
紫吹:なんとかするんですよ!
要:僕!もう泣いてると思います、すみませんでしたって!
紫吹・近藤:あははは(笑)
要:でもやっぱり、そこは慣れていらっしゃるから、なんとかできる!
紫吹:そうですね~そういったいみでは、テレビの場数はそんなに踏んでいないからドキドキするんでしょうね
人生の要とは?
紫吹さんの【人生の要】になっているモノ・コトを教えていただきました。
紫吹:私は座右の銘が自分次第でして、、、
要:うんうん
紫吹:持って生まれた運命とか人生ってあると思うんですけど、与えられた運命を自分で切り開いていきたいなって思いますね。自分次第でどうにでもなると思っているので!
(TBSラジオ『要 潤のMagic Hour』より抜粋)