【京都】紅葉が最高潮!大山崎山荘美術館で出会う絶景とアートの時間
紅葉が見ごろを迎えるアサヒグループ大山崎山荘美術館では、企画展「美術館で大航海! ~コレクションをたどって世界一周~」を2025年12月7日(日)まで開催中。今だけの絶景と美術鑑賞を楽しみませんか。
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名建築に映える紅葉景色12月7日(日)までは企画展を開催中喫茶室の特製スイーツでひと休みを
名建築に映える紅葉景色
アサヒグループ大山崎山荘美術館は、大正から昭和にかけて建設された英国風山荘の本館「大山崎山荘」と、建築家・安藤忠雄氏設計の「地中の宝石箱」(地中館)・「夢の箱」(山手館)などの建物で構成されます。
展示室「地中の宝石箱」(地中館)とモミジ(2023年11月下旬頃撮影)
本館へつづく流水門(2023年11月下旬頃撮影)
2階喫茶室のテラスから望む景色(2023年11月下旬頃撮影)
約5500坪の広大な庭園に囲まれ、例年11月中旬~12月上旬には紅葉の見ごろを迎えます。晩秋には、燃えるようなモミジの赤色とイチョウの黄色のハーモニーが一帯を埋めつくし、自然と名建築の融合も見どころです。
本館2階の喫茶室には、室内席とテラス席があり、テラスからの景色は圧巻。対岸の男山や、遠くは京都南部や奈良の山々をのぞむことができます。
12月7日(日)までは企画展を開催中
ポール・シニャック《ヴェネツィア》1908年(当館蔵)
《イギリス スリップウェア鳥紋鉢》1769年(当館蔵)
2025年12月7日(日)までは、企画展「美術館で大航海! ~コレクションをたどって世界一周~」を開催中。美術館では、日本、朝鮮、中国、中近東、東欧、西欧、アメリカなどさまざまな時代と地域の作品を所蔵し、企画展では初出品作を含め100件を超える作品を一挙に公開します。
常設展示もお見逃しなく
円柱型の展示空間に並ぶクロード・モネ《睡蓮》連作 ※展示作品は展覧会によって異なります
「地中の宝石箱」(地中館) 展示室に向かう階段
建築家・安藤忠雄氏が設計した展示室「地中の宝石箱」(地中館)では、クロード・モネ《睡蓮》連作を常設展示しています。
喫茶室の特製スイーツでひと休みを
左から、企画展特製スイーツ「アラビヤからの風」、「お茶会への招待」
喫茶室では、「リーガロイヤルホテル京都」協力のもと、現在開催中の企画展にちなんだ特製スイーツを提供。ゆったりとしたティータイムを過ごせます。
\from Writer/
豊かな自然と建築、美術鑑賞、喫茶室でのお茶時間など、癒やしのひとときを過ごせる「アサヒグループ大山崎山荘美術館」は、私もファンのひとりです。まだ訪れたことがない人は、ぜひ紅葉とともにアートに浸ってみませんか。
アサヒグループ大山崎山荘美術館
京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3
開館時間:10:00~17:00 ※入館は16:30まで
休館日:月曜(祝日の場合は翌火曜)、臨時休館、年末年始
入館料:ホームページで確認を ※企画展ごとに異なる
※最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。
写真/アサヒグループ大山崎山荘美術館 文/谷尻知子