全力キアヌ・リーブス、『ソニック × シャドウ』シャドウ役は「ファンに忠実にしたい」とリサーチからこだわり ─ 「称賛の言葉しかない」と監督
世界的な人気を誇るゲームキャラクター、ソニック・ザ・ヘッジホッグの実写映画『ソニック・ザ・ムービー』シリーズ。その第3弾となる『ソニック × シャドウ TOKYO MISSION』でシャドウの声を演じるキアヌ・リーブスは、かなりのこだわりを持って役作りに挑んだようだ。
本作では東京湾の孤島で幽閉されていたダークヒーローのシャドウが目覚め、この緊急事態を収束するべく、シリーズでお馴染みのソニックとテイルス、ナックルズがシャドウと対峙する。監督として続投したジェフ・フォウラーは、イベント「Sonic Revolution」にて、シャドウ役について「キアヌ・リーブスに演じてもらえて最高でした」と称賛。その声優としての献身ぶりを語った。
「彼はとにかく熱心で、セリフをいろいろなやりかたで何通りも読んでくれて、とにかく試行錯誤をしたがっていました。ただ現場にやってきて、マイクに向かって脚本を読むのではなく、本当の意味でファンに忠実なキャラクターを作りたがっていたんです。彼はリサーチもしてくれていて、最初の打ち合わせから下調べをしてくれたことは明らかでした。最高でしたね。」
フォウラーによると、「彼(キアヌ)は僕たちが目指していることをきちんと理解してくれた」とのこと。「キアヌについては称賛の言葉しかありません。彼がこのキャラクターにもたらしたものや、この映画を作るうえでの経験もです」。物語の鍵を握るとみられるシャドウを演じるため、リーブスはファンが求めるものまで考え、並々ならぬ意気込みで役作りに挑んだようだ。
Photo by Nathan Congleton https://www.flickr.com/photos/nathancongleton/32517046162/
ゲームにおいてシャドウは、ドクター・ロボトニックが重病を患う孫娘アリアを治療するためにプロジェクト・シャドウを立ち上げ、遺伝子操作や極秘実験によって誕生した究極生命体。ところが、その強大なパワーを恐れた軍隊ガーディアン・ユニット・オブ・ネイションズ(G.U.N.)がシャドウを捕らえようとして……。果たして、映画ではどこまでの要素が描かれるのだろうか。
ボイスキャストにはリーブスのほか、ソニック役でベン・シュワルツ、ナックルス役でイドリス・エルバ、テイルス役でコリーン・オショーネシーが続投。実写キャラクターのドクター・ロボトニック役でジム・キャリー、トム役のジェームズ・マースデン、トムの妻マディ役のティカ・サンプター、エージェント・ストーン役のリー・マジドゥーも復帰。脚本でパット・ケイシー&ジョシュ・ミラーも名を連ね、おなじみのメンバーが集結する。
映画『ソニック × シャドウ TOKYO MISSION』は2024年12月27日(金)日本公開。
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