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北海道のあす1月10日(金)の天気と、週間予報を、HBCウェザーセンターの児玉晃（こだま・あきら）気象予報士がお伝えします。
児玉気象予報士が描いた、独特なイラストもさりげなく登場します。

【この記事の内容】
・ポイント解説
・あすの北海道の天気と気温
・あすからの北海道の週間天気予報
・あすの札幌の朝昼晩の天気

今後の雪や風の見通し

9日午後4時までの24時間に降った雪の量です。道北で局地的に多くなっていて、宗谷南部の中頓別町で46センチ、枝幸町歌登で41センチでした。札幌は0センチでした。

今後の雪や風の見通しを見ていきます。

9日午後9時も、道北で雪や風が強いです。

あす10日朝にかけて日本海側や道南でも雪の降る時間があり、宗谷地方では猛吹雪に警戒して下さい。

10日朝から昼頃にかけては札幌や後志地方で雪が強まり、午後はオホーツク海側が雪の中心となります。

夕方までの24時間に宗谷南部で60センチです。これまでと合わせて降雪量が1メートルに達するかもしれません。

また、10日は湿った雪になるため、電線着雪による停電や、車の立ち往生にも注意して下さい。
ポータブルストーブなど停電しても暖がとれるようにして、なるべくなら不要不急の外出は控えましょう。札幌は手稲や西区、南区で10センチ前後です。

1月10日の北海道の天気と気温

10日の天気と気温です。
雪の降るところが多く、道北や紋別地方を中心に大雪になります。最高気温はプラス2度前後で3月並みです。一気に積雪が多くなった地域などは落雪に注意して下さい。

9日午後5時10分ごろは、小樽天狗山から夜景がくっきり見えますね。
これからは画面奥に広がる海から、次々に雪雲が流れ込んできます。

10日の時間ごとの天気。道央・道南からです。
小樽や倶知安は夕方までに10～20センチの雪が降りそうです。札幌や江差は午前が雪の中心でが、極端な大雪はなりません。また、湿った雪が降るため、防水加工のきいた上着がオススメです。

道北・空知です。
稚内では朝まで猛吹雪に警戒、上川北部では夕方までにさらに50センチの大雪になります。気温は高めで落雪事故などに注意して下さい。

道東・オホーツク海側です。
夕方までに降る雪の量は、宗谷南部で60センチ、紋別地方でも40センチの湿った大雪になります。車にはスコップやスノーヘルパーを積んでおきましょう。

1月10日からの北海道の週間天気予報

週間予報。日本海側とオホーツク海側からです。
土曜日も札幌周辺やオホーツク海側で雪が降りますが、大雪になる可能性は低いでしょう。道北の雪は土曜日にはやみ、3連休は割合穏やかです。

つづいて、太平洋側です。
土曜日の千歳の雪も量は少ないでしょう。土日は広く晴れますが、朝晩の冷え込みが強まりそうです。気温も路面状況も変化が大きくなります。

1月10日の札幌の朝昼晩の天気

10日の札幌です！朝昼晩の天気をもんすけでお伝えします！

雪ですが、もんすけは傘をさしています。
気温は0度くらいで、湿った雪になりそうです。風も少しあるので、フード付きの上着があってもいいかもしれません。
ザクザク路面になるところもあるので、ブーツなども必要です。

雪の情報は、HBCのホームページの「もんすけ雪かき予報」でもご紹介しています。

文・イラスト： HBCウェザーセンター 気象予報士　児玉晃
HBCテレビ「今日ドキッ！」の番組内でも独特（？）なイラストを使って天気をお伝えしています。
HBCウェザーセンターのインスタグラムも開設！予報士のゆる～い日常も見られますよ。

連載「気象予報士コラム・お天気を味方に」
天気予報のほか、天気に合わせた服装の選び方のヒントなど、HBCウェザーセンターの気象予報士が暮らしに役立つ記事をお届けしています。

※9日午後5時時点の情報です。最新の気象情報は、HBCウェザーセンターのホームページなどでご確認ください。HBCは気象庁の認可を2001年に得て以来、民間気象会社の一つとして「HBCの独自予報」を発信しています。

編集：Sitakke編集部IKU