「アコライト」主演、打ち切りに「さほどショックではない」 ─ 誹謗中傷に毅然とした態度、「もちろん悲しいけれど」
シーズン1限でのされたドラマ「スター・ウォーズ:アコライト」について、オーシャ/メイ役として主演を務めたアマンドラ・ステンバーグが、初めて言及した。自身ののストーリーで、髪のメンテナンスしながらカジュアルな様子で話している。
「アコライト」は『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(1999)から100年前を描くシリーズとして登場。配信前から一部の保守的なファンから非難の標的となっていたこのドラマは、全8話が配信されると未解決の謎や伏線を残した。そのまま打ち切り終了が伝えられているが、『スター・ウォーズ』のドラマシリーズで明白な終了アナウンスとともに区切りが設けられるのは珍しいことである。
自身も非難の対象となったステンバーグはInstagramのストーリーで、この頃SNSはあまり見ないようにしているとしながら、「アコライト」の終了について「正直に言うと、ショックはさほどありません」と告白。マスター・ソル役のイ・ジョンジェが「とても驚いている」とのと対照的だ。
「もちろん私も狭い現実世界の中で暮らしていますが」と続けるステンバーグは、「知らない方のために言っておくと、このドラマが発表された当時から、私たちは誹謗中傷に晒されてきたんです」と訴える。ドラマは「超保守的な偏見と暴言、偏見に満ちた憎悪と憎悪的な言葉」を浴びてきたと話し、自身もそうした声に「大きな影響を受けてしまった」と吐露。「予期していたこととはいえ、実際に自分でそういう目に遭わないと完全にはわからない」と、精神的なショックを受けたことを示唆した。
続けてステンバーグは「そのことを声に出すということを含めて、様々な形でこれを乗り越えてきたような気がします」とコメント。「自分自身であり続けるためには、ディズニーで仕事をするという文脈があったとしても、声を挙げることで自分の価値観を尊重しなくてはならないということが自分の中で明白になった」との学びを話した。
ステンバーグは、彼女たちが受けてきた誹謗中傷に屈しない姿勢を強く示しているが、与えられた環境や、支えてくれたファンへの感謝についても述べている。「このユニバースに参加できたのは、とんでもなく光栄なことで、夢のようでした」と続けると、「もちろん、ドラマが打ち切りになったのはすごく悲しいです」と本音を告白。「私たちは誹謗中傷を受けたり、オルタナ右翼から攻撃対象にされたりしたけれど、それでも応援してくれた人たちのために、声を上げてくれた人たちのために、あなたたちは深く愛されて、感謝されているよと伝えたい。そのおかげで、私はこの仕事にやりがいを感じることができました」とメッセージを語った。
「アコライト」の配信期間中、ステンバーグは差別的なバッシングを向けるアンチに対し、も行っている。また、監督のレスリー・ヘッドランドは配信開始以前から「偏見や人種差別、ヘイトスピーチをする人を、私はファンだとみなしません」と毅然とした態度を示していた。ルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディCEOも同じく配信開始前、。「『スター・ウォーズ』に飛び込む女性たちの多くは、苦労していると思います。なぜなら、ファンベースが非常に男性支配的だからです」との。
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