【レシピあり】ワタナベマキさんの、フライパンで、 せいろで“蒸し活”のすすめ!
料理研究家のワタナベマキさんの食卓には、一年中蒸し料理が並びます。
蒸気の力でしっとり柔らかく仕上がり、素材の味わいが生きる、そんなマキさんの蒸し料理のなかから、とっておきの一品をご紹介します。
フライパンでサッと蒸し
2~3人分のおかずなら、直径24~26㎝のフライパンで。ピッタリとふたをして火にかけると、食材のもつ水分、食材に加えた水分が蒸気となって全体に回り、短時間でしっとり、ふっくら蒸し上がります。
焦げつきにくく、味もなじみやすく、炒め物より簡単です。
さけとじゃがいもの豆板醬(トーバンジャン)蒸し
さけのようにパサつきがちな魚こそ、蒸し物にピッタリ。
パンチのきいたピリ辛だれをかけて蒸せば、白いご飯にもピッタリ。
「肉がよかったのに〜」なんて、もう言わせません。
材料(2~3人分)
生ざけ(切り身)…2~3切れ(300g)
じゃがいも(メークイン)…1コ(150g)
たまねぎ…1/2コ(100g)
A (しょうが(すりおろす)…1かけ分
酒…大さじ3
みりん・ごま油…各大さじ1
豆板醬…小さじ2/3)
みつば(ザク切り)…適量
●塩
◎210kcal ◎塩分0.9g ◎20分*
*さけに塩をふっておく時間は除く。
1 さけは塩小さじ1/2をふって15分間ほどおく。水けを拭き、半分に切る。
2 じゃがいもは1㎝厚さの半月形に切る。たまねぎは横に薄切りにする。Aは混ぜ合わせる。
3 フライパンにじゃがいも、たまねぎ、さけを順に広げてのせ、さけの上にAを回しかける。ふたをして中火にかけ、煮立ったら弱めの中火にして12分間蒸す。
4 器に盛り、みつばを散らす。
ワタナベマキ
料理研究家。グラフィックデザイナーを経て料理の道へ。忙しい現代の暮らしに寄り添う、シンプルでセンスあふれるレシピが人気。
撮影・宮濱祐美子/スタイリング・坂上嘉代