「洗面台のヘアキャッチャー」の“黒いヘドロ”をスルンと落とす掃除ワザ→「汚れが浮く」「気持ちいい~」
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。「洗面台の臭いが気になる」「水がスムーズに流れない……」こういった現象は、もしかするとヘアキャッチャーが原因かもしれません。ふだんは見えないからこそ、ついお手入れを後まわしにしていませんか? ここでは、洗面台の“ヘアキャッチャー”に溜まった黒いヘドロ汚れを簡単に落とす掃除方法をご紹介します。
ヘアキャッチャーはヘドロの巣窟!
排水口に汚れが流れて行かないよう、ゴミを溜める役割を果たす「ヘアキャッチャー」。詰まりを防止するために欠かせないものですが、掃除せずに放置すると、蓄積したゴミから悪臭が発生します。ゴミが水の流れをせきとめてしまい、排水に支障が出る場合も……。
キレイな洗面台を保つためにも、ヘアキャッチャーのこまめなお手入れは欠かせません。
洗面台のヘアキャッチャーを掃除する方法
用意するもの
・手袋
・ポリ袋
・歯ブラシ
ヘアキャッチャーの網目の溜まったヘドロは、水洗いだけではなかなか落ちない厄介もの。雑菌や臭いも繁殖しているため、今回は「キッチンハイター」を使います。臭い・菌・汚れを一気に解消できるので、ぜひ試してみてください。
手順1.ポリ袋に水を注いで、キッチンハイターの希釈液をつくります
希釈目安は、水5リットルに対してキッチンハイターが約2杯(約50ml)です。今回は水を500ml程度しか使用しないので、キッチンハイターは1/5杯(約5ml)ほど混ぜました。
つけ置き液の量に合わせて、希釈する量を調整してくださいね。
手順2.このまま30分つけ置きします
希釈液にヘアキャッチャーを入れたら、口を縛ります。
今回は汚れがそこそこ酷かったので、長めにつけ置きました。除菌・消臭だけなら2分程度のつけ置きでもキレイになります。
手順3.手袋をはめて、希釈液から取り出したヘアキャッチャーを歯ブラシでこすります
細かい部分に溜まった汚れは、使い古した歯ブラシでかき出しましょう。
手順4.水洗いして元に戻したら終了!
Before・Afterを比べてみた
Before
黒いヘドロだらけだったヘアキャッチャーが……。
After
すっかり汚れが落ちて、元の白さを取り戻しました。つけ置きして少しこするだけなので、掃除自体はとても簡単です。
定期的にお手入れを続けて、清潔な洗面台をキープしましょう。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア