上白石萌音、展覧会アンバサダー・音声ガイドに就任 『オルセー美術館所蔵 印象派—室内をめぐる物語』
「室内」という視点から印象派の画家たちの関心のありかたや表現上の挑戦をたどる展覧会『オルセー美術館所蔵 印象派—室内をめぐる物語』が、2025年10月25日(土)から2026年2月15日(日)まで、国立西洋美術館にて開催される。
5月13日(火)には記者発表会が行われ、展覧会アンバサダーに就任した俳優・歌手の上白石萌音が登場し、同展の音声ガイドも務めることが発表された。
上白石は、音声ガイドについて「声の仕事をするときは、声をあてる対象をいつも意識しています。今回はそれが絵画ということで、作品をしっかり見て、鑑賞する方に想いが伝わるよう心を込めて務めたいと思います」と意気込みを語る。さらに、来場者の方々へのメッセージとして「美術館に行って絵画の前に立つたびに、画家が一心不乱に向かった、まさにそのキャンバスの前に私はいま立っているんだなと、タイムスリップをしたような不思議な感覚になります。今回は『室内をめぐる物語』ということで、その当時の室内の静かなうつろいですとか、人々の息づかいや暮らしの気配を感じに、ぜひ国立西洋美術館に足をお運びいただければと思います」とコメントした。
本展は「印象派の殿堂」ともいわれるパリ・オルセー美術館所蔵の傑作約70点を中心に、国内外の重要作品も加えたおよそ100点により、マネ、モネ、ドガ、ルノワール、セザンヌら印象派の画家たちの、室内というテーマに対する関心のありかや表現上の挑戦をたどるもの。オルセー美術館の印象派コレクションがこの規模で来日するのはおよそ10年ぶりとなる。
『オルセー美術館所蔵 印象派—室内をめぐる物語』は、2025年10月25日(土)から2026年2月15日(日)まで、国立西洋美術館にて開催。