「重〜い、1億円」 児童ら、みずほ銀行を見学
市内で遊び場の提供や食糧支援を行うNPO法人ダットッチホーム(横山町)を利用する児童らが8月21日、横山町のみずほ銀行八王子支店を見学に訪れた。
日頃、同行の行員らがダットッチホームに遊びの見守り要員としてボランティアに行っていることから実現。
参加したのは、幼児から小学生合わせて8人とその保護者。「紙幣は紙切れなのに、なんで価値があるのかな」というお金の始まりの話を聞いたあと、ATMの操作体験や、自作した名刺を使い行員らと名刺交換を体験。支店内にある、利用客から重要書類や貴金属を預かる貸金庫室なども見学した。
終盤には、お金の実際の重みや大切さを感じてもらうため、用意された「1億円」を触る機会も設けられた。約10キログラムになるといい、持った児童らは「重いね」「すごい」と感想を口にした。
見学会を終えた男児(小5)は、「1億円に触れたのがよかった」と貴重な体験に笑顔を浮かべた。幼稚園に通う女児は「名刺交換が楽しかった」と話し、実際に行員から手渡された名刺を大切そうにしまっていた。