境川と行徳港のランガン釣行でハゼ54尾をキャッチ【千葉】10cm級の良型も混じる
8月3日(土)、ハゼ狙いで千葉県の浦安地区に釣行した。当日は晴れで、気温が30度を超える真夏日の予報だ。向かった釣り場は好釣果が続く境川。
境川でハゼ釣り
この日は大潮で、10時41分に20cmで干潮、17時46分に191cmで満潮になる予定だ。上げ潮を狙うため昼ごろに到着すると、暑いにも関わらず夏休み期間なのでハゼ釣りを楽しむ釣り人が大勢いる。
さっそく0.5号のオモリを使ってミャク釣り仕掛けで挑戦する。今回用意した付けエサは青イソメとマルキユーのパワーミニイソメだ。パワーミニイソメはパワーイソメソフトと同じ素材を使用したミニタイプで、ハゼ狙いに使いやすい。
常温で保存が可能であり、イソメやゴカイに似せて作られた人工エサなので釣り具に常備しておけば、いつでも使用可能だ。さらに、匂いもフルーツの香りなので、虫エサが苦手な女性や子どもにも抵抗なる使える人気商品。
良型ハゼ順調にヒット
潮は上げ潮になっているので、上流に向かって流れ始めており狙い通りだ。開始早々から竿先にプルプルと小気味いいアタリがある。タイミングをみてアワせると、8cm程度のハゼが釣れて幸先がいい。
途中でアタっても抜けることもあったが、付けエサのサイズを調整したり、誘いやアワせるタイミングに変化を付けるとハゼが連続ヒットする。
食いがいい時はパワーミニイソメを使用して手返し重視、渋い様子であれば青イソメにするなど付けエサを使い分けた。
前回の釣行よりもハゼは成長していて、そのサイズから信じられないような大きなアタリがあって楽しめる。アタリが少なくなったら転々と場所移動しながら順調に数を伸ばしていく。
行徳港でもキャッチ
2時間で37尾ほどキープできたので、ほかの釣り場の状況を確認するため、14時ごろに場所移動を決断。向かったのは、市川地区の行徳港だ。
14時半ごろ到着すると、こちらにもハゼ釣りを楽しんでいる人がいる。足場のいい場所に入り、先ほどと同じ仕掛けで始める。
開始直後はアタリがなくて心配になったが、潮が上げてくるとハゼの活性も上がってきてアタリが多発する。釣れるハゼは10cm近い良型も交じるので楽しい。
一時は連続ヒットとなって順調に数を伸ばしていく。しかし、全体的のサイズはいいが、アタリの頻度が少ないので16時ごろ納竿した。行徳港でキープできたハゼは17尾だった。
潮位の関係もあると思うが釣れたハゼの数は境川が上回っていたが、サイズは行徳港のほうがよかった。
船橋港も好調な様子
帰宅途中で船橋港に寄って様子を見てみると、こちらもハゼが順調に釣れていた。次回は船橋港に釣行してみようと思いながら帰路に就いた。
鮮度よく持ち帰ったハゼを調理して唐揚げで食べると、とても美しく満足する。今年のハゼ釣りは青潮の影響が少なく、どの場所でも好釣果が続いているのでしばらくは期待できそうだ。
<週刊つりニュース関東版APC・澤田朝寛/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース関東版』2024年8月23日号に掲載された記事を再編集したものになります。