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三笠ジオパーク「奔別(ぽんべつ)炭鉱跡」を見に行ってみた

サツッター

三笠ジオパーク「奔別(ぽんべつ)炭鉱跡」を見に行ってみた

札幌から高速で約1時間、下道で約1時間半の所にある三笠市にお邪魔しました。


三笠と言えば、最近では高校生レストランが有名ですよね! あとは太古の湯とか? 正直私はそれくらいしか知りませんでした。汗 昔は、炭鉱でかなり有名な街だったそうで、今でもそれを残そうと頑張っている方々がいらっしゃいました!

今回は三笠にいくつもある炭鉱の中でも、奔別(ぽんべつ)炭鉱跡を見学させていただきます。

「奔別(ぽんべつ)炭鉱」とは

旧奔別炭鉱は、明治33年〜昭和46年まで操業されていた住友炭鉱です。

旧奔別炭鉱は明治33(1900)年に奈良炭鉱として開鉱、昭和3(1928)年に住友坂炭鉱に売却された後、昭和5(1930)年に住友炭鉱の経営となりました。昭和46(1971)年まで操業され、累計2650万トンの石炭が採掘されました。(引用:三笠ジオパーク推進協議会HPより)

この炭鉱は立坑(縦に掘り進めるタイプの炭鉱)で、櫓が東洋一の高さを誇っていました。

現在の坑内は、地下水で満たされており入ることは不可能。立坑櫓の周囲は湯気が上がっている大きな水溜りに囲まれていました。※この湯気は、地下深くの熱で、地下水が温められているからだそう。

奔別炭鉱立坑櫓

↑今は中には入れませんが、今後補修工事次第では中に入れるようになるかもしれないとのお話が!!

奥に進むと

立坑のエレベーターや、出入口なんかも間近で見ることができました。

よーく見ると、右側にエレベーターが見えます。このエレベーター、なんと4階建てになっているんです!! すごい技術ですよね。

立坑 エレベーター分かるかな
入口

当時は三笠にも鉄道があった

今となっては知らない人も多い。いや、知らない人の方が多い。実は三笠、北海道で初めて鉄道が通ったんです!

三笠だけでも幌内炭鉱、幾春別炭鉱、奔別炭鉱と3つも炭鉱があったため、石炭運搬のために作られたそう。

ここに機関車が入り、上から石炭が積まれた
反対側からの眺め 今は蝦夷鹿の寝床だそう

三笠市のジオツアーがおすすめ!

ここは三笠ジオパークです。普段は管理されている土地の為、立入禁止エリアになっています。
そのため、実際に見てみたい方は、ジオツアーに参加することをオススメします!!

ジオツアーに参加すると、ネットで調べても出てこない情報が聞けて面白いですし、かなーり近くで見せていただくことができます。(損壊状況次第)

三笠市のホームページに、ツアー情報が載っているのでぜひ調べてみてください!
https://www.city.mikasa.hokkaido.jp/geopark/category/382.html

写真も撮ってくれる

それでは!

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