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「韓国のドラマ本部」KBSが汚名返上を宣言!大物俳優も参画した2025年新ラインナップ5選

Danmee

KBS『ナムジュの初夜を過ごしてしまった』(原題:남주의 첫날밤을 가져버렸다)主演テギョン ©Danmee

韓国の各放送局のなかでも、長年ドラマファンから支持されてきたテレビ局KBSが、公社創立52周年を迎え、汚名返上を宣言した。

数々の週末ドラマや大河ドラマ、平日に毎日放送されるタイプのドラマをヒットへと導き、一時は黄金時代を築くなど、韓国の“ドラマ本部”と言われていたが、近年は過去の栄光はどこへやら。残念ながら、以前に比べると悲惨ともいえる成績が続いている。

しかし今年は、視聴者のテレビを観る環境の変化を考慮して、様々な手立てを講じており、手軽に楽しめるシットコムと、ブロックバスター級作品という、多彩な魅力で視聴者の心を掴む計画を立てている。なかには、大物俳優を主演に迎えた作品も。

また、視聴率を獲得しやすい週末枠で勝ちを狙いにいく作戦に出ているそうで、既存の枠にとらわれないフレキシブルな編成を試みるという。

2025年は、気合の入れ方がこれまでとは一味異なる、KBSの気になる新作ドラマを紹介する。

(図)Danmee パク・ボゴム扮するイ・ヨン、日本のファンが選んだ韓国ドラマのNo.1「完璧男」キャラに!

ヴィランの国 (KBS/2025)

『ヴィランの国』は、社会からおばさんと呼ばれる姉妹の、時に荒々しく、時に温かな家族の日常を描いたシチュエーションコメディドラマ。

日本では、『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~』(JTBC/2018)や『還魂』シリーズ(tvN/2022)で知られるオ・ナラ主演作だ。コミック演技から、感動を呼ぶしっとりとした演技まで得意な彼女。本作でも大いに物語を盛り上げてくれそうだ。

その他、これまで数々のドラマを盛り上げてきたソ・ユジン、チェ・イェナなども出演しており、秀でた演技力を持つ役者陣が集結したドラマとして期待されている。

●韓国放送開始予定日:2025年3月19日

24時ヘルスクラブ (KBS/2025)

『24時ヘルスクラブ』は、フィットネスに打ち込むジムのオーナーと、ジムの会員のラブコメディー。フィットネス初心者であるヒロインの人生を、大胆に矯正する過程で繰り広げられる物語を描いている。

元U-KISSのメンバーで、最近は『メロムービー』(Netflix/2025)で活躍し、ドラマファンの間でもじわじわ支持されはじめているイ・ジュニョン主演作。運動によって人生を変えたフィットネスマニアを演じる。

相手役を務めるのは、『応答せよ1997』(tvN/2012)での好演が記憶に新しいチョン・ウンジ(Apink)。愛と人生に挫折して運動を始めたヒロイン、ミラン役だ。

ロマンスドラマ経験者で、各作品で存在感を残してきた2人なら、とびきりのラブストーリーを描き出してくれそうだ。

●韓国放送開始予定日:2025年4月30日

ナムジュの初夜を過ごしてしまった (KBS/2025)

『ナムジュの初夜を過ごしてしまった』は、平凡な女子大生の魂が込められたロマンス小説の中の端役が、小説の主人公と一夜を過ごして繰り広げられるファンタジー時代劇。同名のウェブ漫画が原作のドラマだ。

主演を務めるのは、アイドル界ではもちろん役者としても名を馳せるソヒョン(SNSD)とテギョン(2PM)。ソヒョンが、無難な人生を送るのが夢だったが、意図せずして小説の主人公と一夜を共にして物語を180度変える女子大生を。

テギョンがその相手で、氷のように冷たい心を持つが、愛する恋人には純情を捧げるキャラクターに扮することが分かっている。

ロマンス×時代劇×ファンタジー×スターという、成功が約束されたかのような組み合わせは、とてつもないシナジー効果を発揮しそうだ。

●韓国放送開始予定日:2025年6月

トゥエルブ (KBS/2025)

『トゥエルブ』は、東洋の十二支をモチーフにしたヒーロー物で、悪鬼から人間を守るために、人間の姿をして生きる12人の天使たちを描いたファンタジーアクションドラマ。封印された力を呼び起こそうとする悪を相手に、壮大な戦いが繰り広げられるブロックバスター作品だ。

しかも出演者が超豪華、ドラマ出演は貴重なマ・ドンソクをはじめ、『埋もれた心』(SBS/2025)で活躍中のパク・ヒョンシク、ロマンスからアクションまで定評のあるソ・イングク、その他、ソン・ドンイルやイ・ジュビン、コ・ギュピル、カン・ミナなど、錚々たる面々がキャスティングに名を連ねている。

すでに本国のみならず、海外の韓ドラファンからも熱い視線を浴びている本作。ヒットの予感がプンプンしている期待作の1つだ。

●韓国放送開始予定日:2025年8月

ウンスの良い日 (KBS/2025)

『ウンスの良い日』は、余命宣告された病気の夫を持つ40代の主婦が、道に落ちていた数百億ウォン相当の麻薬を偶然拾ってはじまるヒューマンスリラー。

麻薬を売り、犯罪に手を染める平凡な主婦ウンスを、『宮廷女官チャングムの誓い』(MBC/2003) で知られる大物女優イ・ヨンエが演じる。彼女にとっては、1999年の『招待』以来26年ぶりとなるKBS作品だ。

そして、昼間はウンスの娘が通う学校の美術講師として勤務するが、夜は有名なクラブで麻薬ディーラーとして麻薬を売りさばくギョンをキム・ヨングァンが務める。

たとえ同曜日・同時間帯に他の局の話題作が編成されようとも、視聴率を獲得すること間違いなしのタッグは、KBSの意気込みを感じさせる。

●韓国放送開始予定日:2025年10月

(ライター/西谷瀬里)

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