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ガンダムのコスプレイベントに原始人?実はれっきとしたレギュラーキャラだった

おたくま経済新聞

ガンダムのコスプレイベントに原始人?実はれっきとしたレギュラーキャラだった

 9月23日、プラザ平成(東京都江東区)にて開催された「Gコスプレ博02」。「Gコス博」の愛称で知られる同イベントは、大盛り上がりのうちに無事終了したようですが、会場の様子を知らせるSNS投稿の中で、ひと際大きな注目を集めていたのが「ネオ」さんです。

 ネオさんが扮したのは、ボサボサの長髪に伸びた髭、腰巻き一枚という、まるで原始人のような出で立ちのキャラクターですが……こんなキャラ、ガンダムにいたっけ!?

「SEED FREEDOMのパンフ完売を申し訳なさそうに告げるTOHOシネマズのスタッフ」コスプレ

 ピンときた方は、きっとかなりのガンダム通。そう、これは「機動戦士ZZガンダム」の前期OP「アニメじゃない」内に一瞬だけ登場する原始人(ニュータイプの祖先という説もあり)の姿を再現したもので、名前などの設定はありませんが、たしかに1話から25話まで必ず映ったれっきとしたレギュラーキャラクターとも言えるのかも。

 実は過去にも、「アムロに水をあげなかったお爺さん」「ミハルに制服と金貨を渡したコノリー」、果ては「SEED FREEDOMのパンフ完売を申し訳なさそうに告げるTOHOシネマズのスタッフ」といった、ニッチすぎるキャラクターのコスプレを披露しているネオさん。

 今回の原始人のキャラクターは、なんでもTGS(東京ゲームショウ)にて披露するために用意していたのだそうですが、「Gが原始人のGではなくゲームであることが判明したのでGコス博に相成りました」と説明。今回のイベントも、ネオさんにとってGはガンダムではなく、原始人のGなのかもしれません。

 完全なるネタコスプレかと思いきや、上半身が裸に見えるシャツを着用していたり、登場の際に表示されているスタッフクレジットを透明のプレートで再現するなど、さまざまな工夫が見て取れ、カメラを見つめる険しい表情も、まさに劇中の原始人そのもの。周囲がメインキャラクターやモビルスーツになりきる中、寄せられる衆目に耐えながらも、無事イベントを完遂したようです。

 しかしながら、端から見ると全裸にも見えかねないという理由で、残念ながら建物の外に出ることはかなわなかったとのこと。”常識という眼鏡”をしっかり持っていたスタッフに賛辞を送るとともに、ネオさんの次回のネタコスプレにも、いちガンダムファンとして期待せずにはいられません。

<記事化協力>
ネオ「大阪やはよ開けんかいゴラァコスプレ合わせ」募集中さん(@neo38257950)

(山口弘剛)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛‌ | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2024092502.html

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