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新横浜公園に相撲場完成 照ノ富士親方が市に寄贈

タウンニュース

伊勢ヶ濱部屋の力士と相撲を取る子どもたち

伊勢ヶ濱部屋・照ノ富士親方(元横綱)から横浜市が寄贈の申し出を受けた「新横浜公園相撲場」(土俵)が完成した。2月22日には「お披露目会」を開催。照ノ富士親方は、「横浜から、将来の関取、そして大関、横綱が誕生すれば」と期待を寄せた。供用開始は4月からの予定。

相撲の競技人口が減少していることを懸念して、「国技である相撲に興味を持つ子どもが増えてほしい」という思いで寄贈を申し出たという照ノ富士親方。照ノ富士後援会の協力のもと、横浜市に相談し、スポーツが盛んに行われている新横浜公園に整備されることになった。相撲場の屋形は鉄骨造で15m四方の大きさ、土俵は競技大会も開催できる規格になっている。照ノ富士親方は、「理想通りの立派な土俵になった」と話し、「無理やりにでも子どもたちを連れてきて相撲と触れ合う機会を作ってほしい」と来場者を笑わせた。

式典では、寄贈を受けた山中竹春市長が照ノ富士親方に感謝の意を示し、「港北区は子ども相撲大会が行われるなど相撲が盛んな地域。この相撲場が子どもたちの成長と交流の場になれば」と口にした。

「ちびっこ相撲」開催

お披露目会では、同部屋力士と小学生25人による「ちびっこ相撲」や中・高生17人との模範稽古も行われた。「ちびっこ相撲」では、子どもたちは3人ずつ力士に挑んだ。力士らは、子どもたちを抱えたり、まわしに手をかけ持ち上げるなどする場面も。模範稽古では、新名学園旭丘高等学校(小田原市)相撲部(岸田光弘監督)14人と中学生3人が参加。迫力のある稽古に、来場者らは感嘆の声を上げた。

相撲場披露に伴い同日、相撲人口増加に向けて「伊勢ヶ濱部屋横浜相撲クラブ」が立ち上がった。小中学生を対象としており、4月から活動開始する。岸田監督が指導を務める予定で、「相撲に触れ合いながら子どもたちの人間力を養っていきたい」と話した。

相撲場の窓口は同公園指定管理者、運営は同クラブが担当する。

感謝状を受け取る照ノ富士親方(右)

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