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五感をフル活用! 学生以外も楽しめる京都大学内のミュージアム【京都市左京区】

きょうとくらす

画像:ikeari

雨の日でも思いっきり楽しめて、子どもの知的好奇心を刺激してくれるお出かけ先を探しているなら、京都市左京区にある『京都大学総合博物館』がおすすめ。

今回は、博物館で開催されたイベント『子ども博物館』にあわせて、小学生の子どもと一緒に訪問しました。展示を見るだけではなく、実際に触ったり、学びながら体験したりと、五感をフル活用する1日となりました! その魅力をお届けするので、ぜひチェックしてくださいね。

京都大学のキャンパス内にある本格的なミュージアム

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『京都大学総合博物館』は、京都市バス・百万遍(ひゃくまんべん)停留所を下車し、徒歩約2分の場所にあります。大学構内にあると聞くと少し緊張してしまいそうですが、博物館に直接入れるように博物館の入り口は東大路通りに面しているので入りやすくて安心◎

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親子連れも多く、「大学って、こんなところなんだ!」とワクワクした様子で中へ入りました。受付でチケットを購入し、いよいよ館内へ! エントランスは広く開放的で、さまざまな展示物が展示されていますよ。

迫力の展示に大興奮! 本物に触れられる楽しさ

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館内に入ってまず目を引くのが、ナウマンゾウ頭骨模型(写真左)とアジアゾウ頭骨(写真右)といったダイナミックな展示。「え、こんなに大きいの!?」「これ、本物なの!?」と、子どものテンションは一気にMAXに。

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展示は、“自然史”、“文化史”、“技術史”という3つのテーマに分かれており、それぞれに実物の標本や模型、映像コンテンツが揃っています。チンパンジーの知力と対決できるミニゲームもあり、夢中になって遊ぶことができました。

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鉱物や化石に触れられるコーナーでは、「冷たくてザラザラしてる!」「これは何億年前の石なの?」と、まるで小さな研究者気分。当てるライトの種類により見え方が変わる鉱物もあり、興味津々です。

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“蟻”に焦点を当てた標本などマニアックな展示も多く、知識欲が満たされていくのを感じます。

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また、“技術史”の展示では、実際に歯車を回す体験型展示も! 回しているはずなのに、上下に動いたり、「なんでこんな動きになるの?」と真剣に考え、思考力を鍛えることにもつながります。

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館内にはミュージアムショップもあり、様々な商品が展開されています。鉱物や化石などが、子どものお小遣いの範囲でゲットできるところもポイント。要チェックです◎

※写真に掲載されている価格は撮影日時点のものであり、現在は価格が異なる場合があります。

土曜日開催イベント「子ども博物館」で学びがもっと楽しく!

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当日はちょうど『子ども博物館』が開催されていました。『子ども博物館』とは、大学院生が中心となり、それぞれの研究分野に関連した子ども向けの出し物のこと。予約不要で、エントランスホールに小さなブースが複数あるので気軽に参加できます。

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まず参加したのは、『オオサンショウウオってなーんだ?』というミニ講座。京都の自然に生きるオオサンショウウオについて、楽しく学ぶ内容です。

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体内の仕組みを手作りのパズル形式で学ぶことができ、新しい発見がたくさんありました。

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続いては『西洋美術の技法を体験しよう』というワークショップ。

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『デカルコマニー』という技法を使用し、作品作りに挑戦です。担当の大学生から丁寧なサポートがあり、子どもも安心して挑戦できました。

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紙の半分に思いのまま絵具をのせ、半分に折り擦ったあと、紙をそーっと開いていきます。予想していなかった偶然の動きが、作品に変わります。

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続いて行ったのは、『ドリッピング』という技法。水で薄めた絵の具をストローで吹き付けます。“西洋美術の技法”と聞くと難しそうですが、美術を身近に感じられる素敵なワークショップでした。「これ、家に飾っていい?」と、子どもも自分の作品に大満足! 毎週さまざまな出し物があるので、訪れるたびに新しい発見がありそうです♡

詳細情報

京都大学総合博物館
住所:京都府京都市左京区吉田本町 京都大学総合博物館
電話番号:075-753-3272
入館料:一般400円、大学生300円 ※証明書類のある以下は入館無料:障害者手帳等を持つ方と付き添いの方1名/70歳以上または18歳未満の方/京都府下の大学に在籍する学生/京都大学の学生/教職員
営業時間:9:30~16:30 ※入館は16:00まで
休館日:月曜日・火曜日、8月13日、年末年始(12月28日~1月4日)、創立記念日(6月18日)

京都大学総合博物館ミュージアムショップミュゼップ
電話番号:075-751-7300

ライター・ikeariのひとこと

『京都大学総合博物館』は、ただ“見る”だけでなく、“ふれる・学ぶ・感じる”ことができる親子にぴったりのスポット。普段の生活ではなかなか出会えない本物の標本や化石にふれることで、子どもたちの「知りたい!」という気持ちを自然と引き出してくれます。

特に『子ども博物館』開催時は、スタッフや学生の方が優しく声をかけてくれるのも魅力のひとつ。「大学って、楽しい場所なんだ」と感じる体験が、未来の学びにもつながるかもしれません。知的好奇心をくすぐるお出かけ先として、ぜひチェックしてみてくださいね。

文/ikeari
取材協力/京都大学総合博物館

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※この記事は取材時点の情報です。最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。
※文中の価格はすべて税込みです。

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